肺がんを発症すると、どこにどんな痛みを感じる?
胸の痛み
肺がんが胸膜まで浸潤すると、痛みが出現します。この痛みの場所は肺がんができた部位により異なります。また、胸部の肋骨に転移をすると、この部位が痛むこともあります。
持続する胸の痛みが出た場合には内科・呼吸器内科で相談をしましょう。
背中や肩の痛み
肺がんが肺の上部にあり、首や肩の近くの胸膜まで達すると、首や肩の痛みで発見されることもあります。また、鎖骨や脊椎骨に骨転移する場合には、肩や背中の部分の痛みとして感じます。胸の痛み以外にも周囲の痛みとして自覚することもあるため、長引く痛みがある場合には整形外科で一度相談をしてみましょう。
骨の痛み
肺がんの転移が骨に起こると、この骨転移した部分の痛みとして症状がみられます。血行性に全身の骨に起こりうるため、打撲の覚えがないのに同じ場所の痛みが続く場合には注意が必要です。
肺がんの前兆となる初期症状
肺がんの初期では症状がない場合も多いです。肺がんが見つかる場合に、よくある症状を中心に解説をいたします。
咳、痰
肺がんで最も多い症状は咳と痰です。しかし、咳や痰は感冒など他の病気でもよく見られるため、区別がつきにくいです。しかし、一般的な感冒では2週間程度で改善することが多いですが、肺がんの場合にはこれ以上長引くことが多いです。長引く場合には、内科もしくは呼吸器内科を受診しましょう。
血痰
血が混じった痰を血痰といいます。肺がんでは、血痰がみられることもあります。しかし、血痰も肺結核などの感染症や気管支拡張症、気管支炎などの病気でもみられます。咳でのどの奥が傷つき出血する事でも起こります。血痰の症状が持続する場合には注意が必要です。呼吸器内科を受診しましょう。
胸の痛み
肺がんが胸膜まで浸潤した時や、胸水が溜まり胸膜を刺激すると胸の痛みがみられることがあります。この痛みの部位は、肺がんができた場所により変わります。持続する胸の痛みがある場合には一度内科を受診しましょう。

