「ナイアシンが不足」すると精神にどんな”症状”が現れる?管理栄養士が解説!

「ナイアシンが不足」すると精神にどんな”症状”が現れる?管理栄養士が解説!

ナイアシンの効果

ナイアシンの効果

エネルギー代謝をサポート

ナイアシンは、体内でエネルギーづくりに欠かせない補酵素(NAD・NADP)として働き、糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わります。食べたものを効率よくエネルギーに変えるために重要な栄養素です。

皮膚や粘膜の健康維持

ナイアシンには皮膚や消化管の粘膜を正常に保つ働きがあり、不足すると皮膚炎や口内炎などのトラブルが起こりやすくなります。皮膚や粘膜は外部からの刺激や細菌・ウイルスなどから体を守る役割も担っています。そのため、健康な皮膚や粘膜を維持するためにも十分なナイアシンの摂取が必要です。

神経系の働きをサポート

脳や神経の働きに関わるため、不足すると集中力や気分の変化が生じることがあります。日常の神経機能を支える役割を持っています。

ナイアシンが不足すると現れる症状

ナイアシンが不足すると現れる症状

皮膚症状

ナイアシンは皮膚の健康維持に関わる栄養素のため、不足が続くと皮膚の状態が乱れやすくなることがあります。肌が赤くなったり、乾燥して荒れやすくなったりするほか、かゆみを伴うこともあります。特に特徴的なのは、日光に当たると症状が強く出やすい点で、紫外線を浴びた部分に炎症が強く出ることがあります。こうした皮膚症状は、進行するとより広範囲に広がることがあります。

消化器症状

ナイアシン不足では、消化器にも影響が及びやすく、食欲が落ちたり下痢が続いたりすることがあります。また、口内炎ができやすくなったり、舌が赤く腫れて痛みを伴う舌炎が起こることもあります。これらは粘膜の健康維持にナイアシンが関わっているためで、粘膜が弱くなることで消化管全体の不快感が続くことがあります。軽度でも日常生活に支障をきたすことがあり、長期間続くと栄養状態の悪化につながることがあります。

精神・神経症状

ナイアシン不足は精神面にも影響を及ぼすことがあり、集中力が続かなくなったり、不安感が強くなったりすることがあります。気分が落ち込みやすくなるほか、記憶力が低下するなど、日常生活に支障が出ることがあります。脳や神経の働きにナイアシンが関わっているため、栄養不足が続くとこうした精神・神経症状が徐々に現れることがあります。

配信元: Medical DOC

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