「ナイアシンが不足」すると精神にどんな”症状”が現れる?管理栄養士が解説!

「ナイアシンが不足」すると精神にどんな”症状”が現れる?管理栄養士が解説!

ナイアシンが不足しやすい人の特徴

ナイアシンが不足しやすい人の特徴

アルコール摂取量が多い人

慢性的に多量のアルコールを摂取している人は、ナイアシンが不足しやすくなります。多量飲酒が続くと、食事量の減少による栄養不足に加え、消化管での吸収低下や肝機能の低下が起こり、ナイアシンを含むビタミンB群が不足することがあります。また、ナイアシンは必須アミノ酸のトリプトファンから体内でもつくられますが、低栄養や肝機能の低下によって、この変換が十分に行われなくなる可能性があります。そのため、慢性的な多量飲酒者ではナイアシン欠乏症であるペラグラを発症することがあります。

偏食・極端なダイエットをしている人

ナイアシンは食品から直接摂取できるほか、肉や魚、卵、大豆製品などに含まれる必須アミノ酸のトリプトファンから体内で一部合成されます。そのため、これらのたんぱく質食品が不足するとナイアシンの合成量も低下します。また、ビタミンB群は相互に働くため、偏食や極端なダイエットで複数の栄養素が不足すると、ナイアシンの代謝や利用にも影響が出やすくなります。

消化吸収に問題がある人

胃腸の病気や吸収障害がある場合、ナイアシンを含む水溶性ビタミンの吸収が不十分になることがあります。炎症性腸疾患、慢性下痢、アルコール性胃腸障害などでは、ビタミンB群全体の吸収低下が報告されており、ナイアシンも不足しやすくなります。さらに、胃切除後や腸の手術後など、消化吸収の機能が低下している場合も注意が必要です。

ナイアシンの多い食品

ナイアシンの多い食品

肉類

肉類の中でも特にレバーや鶏肉、赤身肉に多く含まれます。可食部100g当たりのナイアシン当量は、牛・肝臓(生)18.0mg、豚・肝臓(生)19.0mg、鶏・肝臓(生)9.0mg、若どりささみ(生)17.0mg、若どりむね・皮なし(生)17.0mg、豚ロース・赤肉(生)13.0mg、和牛肉もも・皮下脂肪なし(生)10.0mg含まれています。

魚介類

魚介類の中でも特にまぐろやかつお、さばに多く含まれています。可食部100g当たりのナイアシン当量は、びんなが(生)26.0mg、くろまぐろ・養殖・赤身(生)20.0mg、かつお・春獲り(生)24.0mg、秋獲り(生)23.0mg、ごまさば(生)20.0mg含まれ、効率よくナイアシンを摂ることができます。

きのこ類

植物性食品の中では、きのこ類に比較的多く含まれています。可食部100g当たりナイアシン当量は、ひらたけ(生)11.0mg、えのきだけ(生)7.4mg、エリンギ(生)6.7mg、ぶなしめじ(生)6.4mg含まれています。

配信元: Medical DOC

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