パイナップルを食べると舌がピリピリするのはなぜ?

パイナップルに含まれるブロメラインという消化酵素は肉類の下処理などにも利用されています。これは肉類のたんぱく質を分解し柔らかくする働きを活用しています。私たちの体を構成する成分の多くはたんぱく質であり、ブロメラインにより口腔内の粘膜(たんぱく質)に作用することでピリピリとした刺激を感じてしまいます。
また、一部の花粉症を持っている人は、パイナップルを食べた時に口がかゆくなることがあります。これは、花粉のたんぱく質とパイナップルのたんぱく質の『形』がとてもよく似ているためにおこる現象です。(交差反応)これに関しては、食べ過ぎではなく一口摂取するだけで起こる可能性があるため注意が必要です。症状が続く場合には速やかに医療機関を受診しましょう。
パイナップルを食べ過ぎた時の対処法

うがいをする
口腔内に違和感がある場合には食べるのをやめ、水で口の中を軽くゆすぎ、残っている酵素を洗い流しましょう。粘膜が敏感になっている恐れがあるため、その後の食事では熱すぎるもの酸味や塩気の強いものは避け、口の中で休ませてあげましょう。
食後に軽い運動を行う
パイナップルの食べ過ぎにより糖質の摂取過剰が気になる場合には、食後30分~1時間以内に軽い運動を行いましょう。散歩や家事など食後に軽く体を動かすことは、食後の血糖変動を穏やかにする一助となる可能性があります。一方、アレルギーが疑われる症状がある場合は運動を避けて安静にしてください。食後の運動が食物依存性運動誘発アナフィラキシーのきっかけとなることがあるため、息苦しさや喉の腫れなどが現れた場合は、直ちに救急車を呼びましょう。
食べるのをやめる
口腔アレルギー症候群の疑いがあるときは花粉との交差反応により、口の周りがかゆい、のどがイガイガするなどの症状が出ることがあります。その場合は直ちに摂取をやめ、症状が全身に広がる、息苦しさを感じるような場合は、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。

