マンゴーに含まれる栄養と健康効果

マンゴーに含まれる栄養素
マンゴーには、β-カロテン、葉酸、食物繊維、カリウムなどが含まれています。生のマンゴー100g当たりの含有量は、β-カロテン610μg、葉酸84μg、食物繊維1.3g、カリウム170mgです。このほか、ビタミンCやビタミンEなども含まれています。
マンゴーの健康効果
マンゴーに含まれるβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜、視覚を正常に保つ働きを支えます。葉酸は正常な赤血球の形成や細胞の増殖に関わり、食物繊維は便通を整えるのに役立ちます。また、カリウムはナトリウムの排出を促し、体内の水分バランスを保つ働きを助けます。ただし、マンゴーだけで病気を予防・改善できるわけではないため、ほかの食品と組み合わせて適量を取り入れることが大切です。
マンゴーを食べ過ぎて現れる症状

お腹がゆるくなる
マンゴーを一度に多く食べると、体質や胃腸の状態によっては、腹痛や下痢などの症状が現れることがあります。マンゴーに含まれる果糖が小腸で十分に吸収されなかった場合、大腸に水分が引き込まれ、便がやわらかくなることがあるためです。特に果糖を吸収しにくい人や過敏性腸症候群のある人は、腹部症状が起こりやすい場合があります。食物繊維も含まれていますが、100g当たり1.3gと特別に多いわけではないため、食物繊維だけが下痢の原因になるとは限りません。
体脂肪が増え体重が増加することがある
マンゴーは甘みのある果物のため、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎにつながることがあります。糖質を摂取すると血糖値が上昇し、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血液中の糖(ブドウ糖)が筋肉や脂肪細胞などに取り込まれるのを助ける働きがあります。使いきれずに余った糖は中性脂肪に変換され脂肪組織に蓄えられます。しかし、糖質だけで太るわけではなく、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回る状態が続くと、余ったエネルギーが体脂肪として蓄積され、体重増加につながることがあります。
アレルギー症状やかぶれ
マンゴーはウルシ科の果物のため、人によっては口の周りや口の中がかゆくなったり、唇が腫れたりすることがあります。まれに全身のじんましんや呼吸困難などの重いアレルギー症状(アナフィラキシー)が起こることもあります。このような症状が現れた場合は速やかに処方済みのアドレナリン自己注射薬を使用し、医療機関を受診してください。なお、アレルギー症状は食べ過ぎたから起こるものではなく、少量でも起こる可能性があるため、注意が必要です。

