実は「掃除しなさい」はNGだった。教育評論家 親野智可等先生がすすめる、夏休みの「親子大そうじ」が子どもを伸ばす理由

いま、夏の大そうじが増えている理由

2026年4月、気象庁は1日の最高気温が40度以上になる日として「酷暑日」を制定しました。実際に最高気温が40度を記録する地域もあり、令和の夏は猛暑・酷暑が当たり前になりつつあります。本来ならば小さな子どもには外遊びをさせたり、小学生には「動画ばっかり見てないで、公園で遊んできなさい!」と外出させたりしたいところですが、危険な暑さゆえにそうも言っていられません。せっかくの夏休み。子どもたちに家の中でも有意義な時間を過ごしてもらうには、どうしたらいいのでしょうか。

そんな子育て家庭に向けて、数多くのホームケア用品を手がける花王が提案しているのが、「夏休みの親子大そうじ」です。

<夏の大そうじとは?>
猛暑・酷暑で在宅時間が長くなり、家の汚れが気になりやすい夏に行う新しい大そうじのスタイル。子どもが家にいる時間の長い夏休みに家族みんなで取り組むことで、家事シェア・子どものそうじ習慣づくりや親子コミュニケーションの向上につなげることを目的のひとつとしている。

実際、夏に大そうじをする人は増加中。花王の調査によると、2025年の夏の大そうじ実施率は2023年と比べて大きく上昇しています。気温が高いので「乾きやすい」「油汚れが落ちやすい」など、夏ならではのそうじのしやすさも、その背景にあるようです。

2023年と2025年の大そうじ実施月の比較(花王調べ)

特に共働き家庭では、普段のそうじを週末にまとめて行うことも少なくありません。夫婦のどちらかが子どもを公園へ連れ出している間に、もう一方が手早くそうじを済ませる。そんな家庭も多いのではないでしょうか。

その一方で、花王によると、子どもの「年末大そうじ」参加率は10年前より低下しているといいます。子どもがそうじに関わる機会が減っているいま、家庭でそうじ習慣を身につけてもらうのは簡単ではなさそうです。

2015年と2025年の子どもの年末大そうじ参加率の比較(花王調べ)

そこで花王が着目したのが、子どもが家で過ごす時間の長い夏休み。家族で一緒にそうじに取り組む機会を自然につくりやすいことから、「夏休みの親子大そうじ」を提案しているのです。

しかも、子どもにとって、そうじは単なる家事ではありません。親子でコミュニケーションを取りながらそうじをすることは、親子関係の向上につながる可能性があるだけでなく、子どもの成長に欠かせない「非認知能力」を育む機会にもなります。

そこで今回は、子育てやしつけ、親子関係、家庭教育に詳しい教育評論家の親野智可等(おやの ちから)先生に、子どものそうじのお手伝いについて話を聞きました。

親が見落としがち! 子どもにお手伝いをしてもらう”本当の意味”

配信元: マイナビ子育て

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