「マグネシウム水」の”メリット・デメリット”はご存じですか?管理栄養士が解説!

「マグネシウム水」の”メリット・デメリット”はご存じですか?管理栄養士が解説!

マグネシウムの効率的な摂取方法

マグネシウムの効率的な摂取方法

主食に玄米を取り入れる

ご飯と玄米ご飯では、含まれるマグネシウム量に大きな差があります。一般的にお茶碗1杯(150g)あたりのマグネシウム量は白米で約10mg、玄米で約73mgとされています。1食の主食を白米から玄米に変更することで約63mgのマグネシウム量が増えることになります。ただ、玄米ご飯だけでは食べにくいので、白米に少し玄米を加えるなど、日々の食事の中に玄米を取り入れると良いでしょう。

調理法を工夫する

マグネシウムは、茹でたり煮たりすると成分が調理水に溶け出すことがあります。炒める、蒸す、電子レンジを使うなど、さまざまな方法を組み合わせることも大切とされています。また、汁物など煮て汁ごと食べられる調理法もお勧めです。

起床時の水分補給時に

起床直後は睡眠中の発汗などによりミネラルとともに体内の水分が減っていることがあります。朝目覚めの際に、コップ一杯程度のミネラルを含む水を取り入れて飲むことで、体内ミネラルバランスを整え、日中の体調管理に役立つとされています。

「マグネシウム水」についてよくある質問

「マグネシウム水」についてよくある質問

ここまでマグネシウムと水などを紹介しました。ここでは「マグネシウム水」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。

マグネシウム水を毎日飲むとどんな効果が得られますか?

前原 尚子(管理栄養士)

水分補給の方法はさまざまですが、日常の水としてマグネシウムを摂取するには、市場ではミネラルウォーターとして販売されているものを選択することになります。
マグネシウムは、骨や歯の形成及び体内の多くの酵素反応やエネルギー産生に寄与し、腎臓や骨などによる調整により体内の濃度が一定に維持される重要なミネラルとされています。マグネシウム水を毎日取り入れることで、水分補給と同時にマグネシウムも補給でき、体調を整え健康維持をサポートするのに役立ちます。

マグネシウム水の一日の摂取量はどのくらいでしょうか?

前原 尚子(管理栄養士)

マグネシウム水そのものには、一律の摂取目安量はありません。
製品によってマグネシウム含有量が異なるため、栄養成分表示を確認し、食事から摂る分も含めて考えることが大切です。「日本人の食事摂取基準(2025年版)」における18歳以上のマグネシウム推奨量は、年齢により男性が1日330〜380mg、女性が1日270〜290mgです。通常の食品以外から摂取するマグネシウムの耐容上限量は、成人で1日350mgとされていますが、この数値は一般的な食品や飲料から摂るマグネシウムに一律に適用されるものではありません。水の硬度はカルシウムとマグネシウムを炭酸カルシウム相当量に換算した指標であり、硬度の数値からマグネシウム摂取量を直接計算することはできません。実際の摂取量は、表示されたマグネシウム濃度に飲む量を掛けて確認します。例えば、マグネシウムが20mg/L含まれる水を1L飲んだ場合の摂取量は20mgです。また、日本人の水分摂取量として示される約2.2〜2.75Lは、飲み物だけでなく食事に含まれる水分も合わせた総摂取量の推定値であり、その全量をマグネシウム水で飲む必要はありません。体調や食事内容を考慮し、下痢などの症状が現れた場合は摂取量を減らしましょう。

編集部まとめ

マグネシウムは、身近にあるさまざまな食品に含まれ、ミネラルを含む飲料も数多く市場で手に取ることができます。味に好みがあり、苦味や渋み重たい口当たりを感じることや、一度に大量に摂取すると胃腸に負担がかかりお腹がゆるくなること、乳幼児には軟水が推奨されていることなどがデメリットとしてあげられますが、日常の食事や水分補給により、マグネシウムを取り入れることは、骨や歯の形成・体内におけるさまざまな働きを調整し、健康維持をサポートするというメリットがあります。さらに、食生活の中にマグネシウムを意識して摂取することで、飲料水においても軟水・硬水など好みや、ライフスタイルに合わせて選択する楽しみが増えるのではないでしょうか。

「マグネシウム」と関連する病気

「マグネシウム」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系

熱中症脳梗塞心筋梗塞

「マグネシウム」と関連する症状

「マグネシウム」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

吐き気嘔吐

眠気

脱力感

筋肉の痙攣

ふるえ

食欲不振

参考文献

日本人の食事摂取基準2025年版|厚生労働省

上下水道:「健康のため水を飲もう」推進運動|国土交通省

マグネシウムが摂れる水は硬水?軟水?2つの違いと選び方を解説|Organic Science LAB

【水】まる分かり情報サイト~水のすべてが分かる!種類や専門知識、役立つ情報

軟水と硬水は体にいいのはどっち?ひと目でわかる比較表で解説

水は1日どれくらい飲めば良いか|健康長寿ネット

マグネシウムの働きと1日の摂取量|健康長寿ネット

マグネシウムの効果とは?体に効く理由と効率的な3つの摂取方法を完全解説|Organic Science LAB

マグネシウム不足がチェックできる症状や兆候|マグネシウムデータベース

配信元: Medical DOC

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