「これまで7000件以上の夫婦問題の相談に関わってきましたが、夫の浮気に関するご相談はやはり多いですね。そして、そこでわかったことは、“浮気”は当然する方が悪いことに変わりませんが、その一方で浮気される妻にはいくつかの特徴があるということです」(高草木さん 以下同)
これまで高草木さんがカウンセリングした多くの夫婦のケースから、“夫を浮気に走らせる妻”には、主に以下の4つの特徴があるという。
●《特徴1》子ども中心の妻
「母として子ども中心になるのは当然ですよね。もちろん夫も子どもは可愛いのです。しかし、男性は基本“かまってちゃん”だということを忘れてはいけません。つまり、あからさまに“子ども中心よ!”という言動を見せてはいけません。男性はそれを感じとると、やがて“自分て何なの?”“何のためにオレがんばって働いてるの?”“自分は必要とされてないんだな。だったら、必要としてくれる女性のところに行こう…”と、思ってしまう。それが男なのです」
“子ども中心になって当然”と多くの妻が思っているからこそ、夫の寂しさに気づきにくいので、注意が必要だという。
「心のなかでは子ども中心と思っていてもいいのです。夫にそれを感じさせない“アナタがいてこその子どもでしょ”という対応を日ごろから心掛けましょう!」
●《特徴2》セックスを拒み続ける妻
「セックスに対する考え方も、男女に違いがあるので気を付けましょう。女性としては、現状ではもちろん夫のことは嫌いじゃないし、ちょっと面倒だな、今はその気分じゃない…くらいのつもりでセックスを拒み続けているケースがほとんど。しかし、男性としては、セックスを拒み続ける=拒否されている、嫌われている、認めてもらえていない…。だったら他の女性に走ったほうがいいのかな。と、なってしまうのです」
夫から求められるということは、好意の表れであり、“女性としてみられている”という証。だからこそ、“拒み続けてたらいけないな”という意識を持つことは大切だという。
「せめて3回に1回、5回に1回くらいは応じるようにしていかないと、そのまま2年、3年経ってしまった場合は、妻として責任があると思いますね。セックスを拒み続けたことで離婚裁判とまでは発展するケースはありませんが、離婚原因のひとつとして“セックスレス”を挙げるケースは多いです。女性としては、浮気されてはじめて“えっ、こんなことで悩んでたの?”と、なりやすいケースなので意識しておきましょう」
