子どもが喜ぶキッチンおもちゃの種類

キッチンのおもちゃにはたくさんのバリエーションがありますが、大きさは2種類に分けられます。子どもにぴったりなものを選ぶために、特徴を知っておきましょう。
立って遊べるチェスト型
キッチンのおもちゃを使って本格的なままごとがしたいなら、立って遊べる高さのあるチェスト型がおすすめです。
チェスト型はシンクやコンロ以外にも、電子レンジやオーブンといった家電のおもちゃを備えているタイプが少なくありません。棚や収納に小さなおもちゃを収納できるように作られているものも多く、お片付けの練習にもなります。
3歳ごろから使える高さに設定されていることが多いですが、サイズは商品によって異なるため、購入前に確認しましょう。子どもの身長に合っていない高さだと、遊びづらさを感じてしまいます。
ほかのおもちゃに比べると大きめなので場所を取りますが、キッチンのおもちゃとして使わなくなった後は「収納ラック」として使えるように設計されているなど、長く使える工夫がされたタイプもあります。
持ち運びしやすい卓上型・折りたたみ型
キッチンのおもちゃは大型のものだけでなく、テーブルや床の上などに置いて座った状態で遊べる卓上型もあります。
コンロやシンクだけになっているタイプが多いものの、小さめでも、作りにこだわっているものが少なくありません。シンプルな遊び方ができるものから、多くの付属品があって子どもを飽きさせない工夫がされたものまで様々です。
一方、持ち運んで遊びたいときは、折りたたみ型が便利です。遊び終わったらパーツを外して本体に収納し、コンパクトサイズにできるタイプもあります。「どこで遊ばせるか」を考えて選ぶとよいでしょう。
子どもが好むキッチンおもちゃ選びのポイント

大切な子どもに遊ばせるおもちゃですから、最善のものを選んであげたいと考えるママやパパは多いでしょう。
キッチンのおもちゃは大型のものもあるので、選び方を間違うと後悔することになりかねません。失敗しない選び方のポイントを見ていきましょう。
素材ごとの特徴をチェック
キッチンのおもちゃの主な素材は、木製・プラスチック製・ダンボール製などがあります。木製はインテリアに馴染みやすくおしゃれなデザインのものが多いので、部屋の雰囲気にマッチするものを選べるところが魅力です。
プラスチック製はお手入れがしやすく、様々なデザインが見つかります。子どもが好むカラフルな色合いやキャラクターが取り入れられたデザインも、少なくありません。
ダンボール製は比較的安価で入手でき、使わなくなったときに捨てやすいなどの特徴があります。軽量で扱いやすく、子どもが自分の好みに合わせて色を塗ったり、絵を描いたりとカスタマイズすることも可能です。
工作が好きな子どもや、世界にひとつだけのデザインを求める人にとって、満足できる仕上がりになるでしょう。
置き場所とサイズ
キッチンのおもちゃは、ほかのおもちゃに比べてかさばりやすいので、置き場所を考えて選ばないと邪魔になってしまいます。
サイズは商品によって異なりますが、卓上型は幅30〜50cm、チェスト型は幅50〜80cm程度です。置き場所に合うサイズを選びましょう。
また、キッチンのおもちゃで遊ぶときは、鍋や食材などのおもちゃを広げて遊ぶことが多いものです。調理ごっこだけでなく、完成した料理を振る舞うごっこ遊びをすることも考えて、周辺にある程度のスペースを確保できるサイズを選びましょう。
周囲にスペースが足りないと子どもが遊びづらく、早々に使わなくなってしまう可能性があります。引き出しや扉を開けるスペースも考えて設置しましょう。
付属品の有無
キッチンのおもちゃは商品ごとに付属品が異なるので、チェックしましょう。
キッチンおもちゃ単体よりも、「調理器具」や「食材のおもちゃ」などがあった方が遊び方の幅が広がります。付属品が付いているものを選ぶか買い足すなどの対応が必要です。
食器は紙皿や紙コップなどを使用してもよいですし、毛糸・ビー玉・おはじきなど、身近にあるものを食材に見立ててるのもおすすめです。
