紙粘土のおすすめ12選をタイプ別に紹介!活用アイデアと選び方も

紙粘土のおすすめ12選をタイプ別に紹介!活用アイデアと選び方も

紙粘土を上手に活用できると、ワンパターンになりがちな親子のおうち時間が充実します。紙粘土の種類・活用アイデア・選び方などの基本情報をチェックしましょう。タイプ別の紙粘土から作品づくりに役立つキットまで、幅広い商品を紹介します。

紙粘土の特徴・活用アイデア

「粘土」と聞くと、ずっしりと重たい油粘土をイメージする人は多いのではないでしょうか?油粘土とは違う紙粘土の特徴と、おうち時間で楽しめる工作アイデアを紹介します。

油粘土より軽くて使いやすい

紙粘土は、油粘土に比べて軽量で、扱いやすいのが特徴です。紙粘土は炭酸カルシウム・のり剤などの主原料に、紙製のパルプを混ぜてつくられるのが一般的です。

繰り返し使える油粘土とは違い、紙粘土は時間がたつと自然乾燥し、固まります。ひび割れにくく、芯材にも付着しやすいため、瓶を使った貯金箱・花瓶のような保存作品にも適した粘土です。

軽くて扱いやすいことから、保育園・幼稚園・小学校などの工作でも用いられています。乾燥後に着色できるため、カラフルで美しい作品に仕上がるのもポイントです。

ただし、耐久性はそれほど強くないため、強い衝撃・水ぬれには注意が必要です。

おうち時間にぴったりな工作アイデア

猛暑・雨などで外出できないときは、紙粘土を使い、親子で工作タイムを満喫してみてはいかがでしょうか?

例えば、紙粘土を好きな大きさにちぎって海の生き物をつくり、親子で魚釣り遊びをするのもおすすめです。図鑑・インターネットなどを活用し、生き物の形・色などをヒントにすると学びも深まります。

ごっこ遊びが好きな子どもには、紙粘土を使った食べ物づくりがぴったりです。紙粘土で、スイーツ・ハンバーガー・寿司といった食べ物をつくれば、おもちゃを買うより費用面の負担も安く済むでしょう。

紙粘土は子どもだけではなく、大人のハンドメイドにも役立つ材料です。小さい空き瓶の周りに紙粘土を貼りつけ、乾燥後に着色したり、ビーズ・ボタンなどで飾ったりするだけで、おしゃれなペン立て・花瓶が完成します。

紙粘土を選ぶポイント

見た目は同じような紙粘土でも、種類によって、用途・重さは異なります。紙粘土を選ぶ上で知っておきたいポイントを紹介します。

目的・希望に合った種類

紙粘土は大きく「重量タイプ」「軽量タイプ」に分かれます。

「重量タイプ」は、比較的重さのある種類の紙粘土です。重さとコシがあるため、芯材を使わなくても丈夫な作品に仕上がります。

乾燥後は硬さが出るため、彫刻はもちろん、やすりがけも可能です。芯材を入れない大型の作品・フィギュア・お面づくりなどに適しています。

一方で「軽量タイプ」の紙粘土は、軽くてよく伸びる商品が多いため、子どもの手でもこねやすいという特徴があります。ミニチュアの食べ物や、ネックレス・ピアスといったアクセサリーづくりにも便利です。

収縮率・安全性をチェック

紙粘土を購入する前には、乾燥した後の縮み方を示す「収縮率」も確認しましょう。

収縮率が大きい紙粘土はひび割れしやすく、乾燥させた後の作品が小さく仕上がる傾向にあります。なめらかな仕上がりや、ひび割れのしにくさを重視するなら、収縮率の低い紙粘土を選ぶのがおすすめです。

子どもが使う場合は、安全性にも配慮が必要です。パッケージに「STマーク」が記載された紙粘土は、専門の検査期間によって有害物質が使用されていないことが確認されています。

収縮率・安全性を確認し、親子ともに使いやすい紙粘土を選ぶようにしましょう。

参考:玩具安全基準|一般社団法人 日本玩具協会

参考:ST基準 | 一般財団法人 日本文化用品安全試験所

着色の有無も重要

紙粘土を選ぶ際には、作品をつくった後に着色するかも決めておきましょう。白い紙粘土は自由にデザインできる反面、着色には手間がかかります。

着色の方法としては、紙粘土に絵の具を混ぜるか、乾燥した後に色を塗るのが一般的です。

紙粘土に絵の具を混ぜる場合は、好みの色がつくれるのがメリットですが、小さな子どもだと手が汚れた状態でほかの色を触ってしまうなど、思うように色づけができない可能性があります。

紙粘土が乾燥した後に色を塗る場合は、筆を使って塗る必要がありますが、形を見て自由にカラフルな色をつけることも可能です。

あらかじめ色づけする予定があるなら、色がついたカラー粘土を利用するのがおすすめです。赤・青・黄・緑・白などの基本色がそろったカラー粘土を使えば、小さな子どもでも簡単にカラフルな作品を完成させられるでしょう。

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