あわせて読みたい|ピボットテーブルのデータタブについて
前の章では、ピボットテーブルを右クリックして表示されるピボットテーブルオプションのデータタブについてふれました。
ここにはファイルを開くときに、データを更新する以外にも項目があります。デフォルトではチェックが入ったり、「自動」が選択されています。
基本的にはそのままで問題ありませんが、それぞれの意味をご紹介しますね。
ファイルに元のデータを保存する
オンまたはオフを選ぶことで、外部データソースのデータをブックと一緒に保存するか保存しないかの設定が可能になります。なおこの設定は、データのプライバシーの管理には使用しないでください。
詳細を表示可能にする
データソースからの詳細データへの深堀を有効にします。新しいワークシートにデータを表示するには、オンまたはオフにします。基本的にはオンのままで活用することが多いです。
フィールドに保持するアイテム数
フィールドごとに返されるアイテム数とは、Excelのブックで一時的にキャッシュする各フィールドの項目のことです。次のいずれかを選択できるようになっています。
自動:フィールドごとの一意の項目の既定の数。
なし:フィールドごとに一意の項目はありません。
MAX:フィールドごとの一意の項目の最大数で、1,048,576 個まで指定できます。
(広告の後にも続きます)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、Excelのピボットテーブルをテーマに、ピボットテーブルの作成方法や元の表のデータが変更された際の更新方法を解説しました。
ピボットテーブルは、データの集計や分析時に用いる便利な機能で、専門的な知識や高度な関数スキルがなくても、マウス操作で対応することができます。
事務職などの方で、ピボットテーブルを長く管理・運用していると、ピボットテーブルの元の表にデータが追加されたり、変更されたりすることがありますよね。
そんなとき、元の表のデータ変更がピボットテーブルの反映に常にリンクするよう、本記事の内容を参考にして業務の質をあげていってくださいね。