【パソコンで履歴書を作成する場合】適切なフォントやサイズはどのくらい?

手書きで作成する場合もパソコンで作成する場合も、履歴書は読みやすいものでなければなりません。文字が小さいと読みづらく、反対に大き過ぎると記入欄がカツカツになり、思い通りに書けなくなる恐れがあります。

そこでここでは、パソコンで履歴書を作成する場合、適切なフォントサイズはどのくらいかをご説明していきたいと思います。

文字サイズは『10.5ポイント〜11ポイント』

パソコンで履歴書を作成する場合、適切な文字サイズは10.5ポイント〜11ポイントです。その理由は、普段から使われるビジネス文書の文字サイズの多くは10.5〜11ポイントで、採用担当者も見慣れた文字サイズだからです。

また、パソコンに入っている文書ソフトを立ち上げると、最初の文字サイズが10.5〜11ポイントに設定されていることがほとんどです。つまり、普段から馴染みのある文字サイズが最適であると言うことです。しかし、名前欄など記入欄が広い部分は、空白が目立たないように少し大きめの14〜18ポイントに設定しましょう。

フォントは『明朝体』

履歴書に適切なフォントは、明朝体です。明朝体は、いろんな書籍や教科書などに使われており、日本人にとって一番馴染みのあるフォントです。ゴシック体も資料などに使われていますが、少しカジュアルな印象になってしまいます。また行書体は小さい文字だと見にくいのでオススメしません。

他にも、住所などの英数字を記入する場合は明朝体半角またはTimes New Romanを使うと良いでしょう。

(広告の後にも続きます)

履歴書テンプレートを印刷した後、手書きで書き間違えた場合

最後に手書きで履歴書を作成した場合に書き間違えた場合の対処法をご紹介していきたいと思います。

原則新たに書き直す

誰しも丁寧に書いていても書き間違えることがあります。書き間違った際はしんどいですが、新たに書き直しましょう。最初にご紹介した履歴書のテンプレートを印刷する場合は、何度も書き間違えてもいいように最低でも3〜5枚は用意しておきましょう。

また1から書き直すのは大変で、集中力や精神力が欠けていくでしょう。なので、間違わずに書けるように鉛筆で下書きをすることをオススメします。

鉛筆で直接下書きをして、ボールペンで上からなぞる形で清書する方法です。シャープペンシルで下書きをすると履歴書に跡が残ってしまう可能性があるので鉛筆を使いましょう。

ボールペンで清書をした後は、消しゴムで下書きを消しますが、インクが完全に乾いてから丁寧に消しましょう。完全に乾いていない状態で消すと、インクがこすれて滲んでしまいます。また丁寧に消さないと履歴書がグシャグシャになってしまい、せっかくの下書きが無駄になるので、注意しましょう。

どうしても書き直しができない場合は二重線と訂正印

書き間違えた場合、原則新たに書き直しますが、どうしても書き直すことができない場合は修正したい部分を二重線で消し、その上か下の空いているスペースに正しい文字を書きましょう。最後に本人が修正したという訂正印を押します。

しかし、訂正印がある履歴書は、採用担当者にマイナス印象を与える恐れがあることを把握しておきましょう。ミスのある履歴書をそのままにしておくよりかは、修正してから提出した方が正直な印象にはなりますが、新しく書き直さず、二重線と訂正印による修正は最終手段なので出来る限り、新たに書き直しましょう。

まとめ

今回は、履歴書テンプレートの紹介や印刷する際の注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

履歴書のテンプレートはいろんなWEBサイトで紹介されていて無料ダウンロードができるのでぜひ『履歴書テンプレート 無料』と検索してみてください。

また、履歴書にはA4サイズとB5サイズがありますが、現在はどちらでも良いことがわかりました。手書きかパソコンで作成するかもそれぞれにメリット・デメリットがあります。あなたが志望する企業や履歴書に書く内容を考えて、自分に合ったサイズや作成方法を選びましょう。