開発タブのボタン種類
こちらでは、開発タブのボタン種類を紹介します。開発タブメニューにあるボタンは、以下のとおりです。
・「Visual Basic」
・「マクロ」
・「マクロの記録」/「相対参照で記録」
・「挿入」
・「デザインモード」
それぞれの役割と使い方を知っておくことで、開発タブの使い方をより詳しく知れるでしょう。
「Visual Basic」
「Visual Basic」は先ほど説明した、「Visual Basic for Applications」のことです。マクロを作成する際のプログラミング言語ですので、使い方を覚えておきましょう。
また、ショートカットキーとして「Alt+F11」でも「Visual Basic」を開けます。そのため、業務効率化を意識している方は、覚えておきましょう。
「マクロ」
「マクロ」では、登録されているマクロを確認できたり、編集できたりします。
「マクロの記録」/「相対参照で記録」
「マクロの記録」「相対参照で記録」は、そのままの意味で、マクロを記録したり相対参照で記録したりできます。
「挿入」
「挿入」では、ラジオボタンやチェックボタンを挿入できます。マクロを使用する際に、頻繁に使用される機能ですので、覚えておきましょう。
「デザインモード」
「デザインモード」は、オンオフで切り替えられます。オンにしておくと、「ActiveX コントロール」を編集できます。
「ActiveX コントロール」とは、マイクロソフト社が開発したソフトウェアを部品化してブラウザ上で動的に導入し、実行できる技術です。
「ActiveX コントロール」を使用すると、見栄えの良いエクセルシートにできるため、活用する場面も出てくるでしょう。
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エクセルの開発タブでできること
こちらでは、エクセルの開発タブでできることを紹介します。開発タブの表示方法や使い方を知っていても、できることを知っておかなければ意味がありません。
そのため、今後開発タブを実践で使用する予定がある方は、「開発タブでできること」を確認しておきましょう。
できること:マクロ
開発タブでできることは、前述した通り「マクロ」です。「マクロ」はエクセルのデフォルト機能を拡張して、自動化する機能です。
そのため、エクセル上級者が扱う機能だと思われます。しかし、エクセル初心者でも「マクロ」の使い方を一度覚えてしまえば、さまざまな機能を自動化できます。
ですので、初心者でも活用できる機能です。何度も言うようですが、「マクロ」を作成する際は「VBA」を使用して記述しますので、「VBA」の使用方法を覚えることが大切です。
できること:チェックボックス
開発タブでは、「チェックボックス」という機能が使用できます。「チェックボックス」は、アンケート用紙や、個人情報記入シートなどにあるチェック項目のことです。
このチェック項目をエクセルで追加する際に、使用するのが「チェックボックス」です。
エクセルの開発タブで追加できる「チェックボックス」では、チェックされた数を自動で計算してくれるので、アンケート集計などで重宝されます。
できること:スピンボタンの作成
開発タブの「スピンボタン」とは、カレンダーを表示させる際に活用できる機能です。
例えば、生年月日を入力する際に、「年」「月」をスピンボタンを使用して簡単に変更できます。
「スピンボタン」の利用方法を理解しておくと、さまざまな場面で活用できるため、覚えておきましょう。