大豆とイソフラボン類
大豆にはダイジンやダイゼインなどと命名されているイソフラボン類が含まれるが、これらの大豆に含まれるイソフラボンの化学構造が占める空間は、女性ホルモン類の化学構造が占める空間とよく似ている。
そのため、大豆イソフラボンには女性ホルモン様作用があると言われている。
ショウガやミカンの皮は生薬の生姜や陳皮となる
食材には、漢方薬の処方や民間薬にも共通に使われるものも結構ある。たとえば、この項の冒頭で触れた生姜はまさにそのひとつである。
なお、生姜はそのまま生姜として使用する場合と、乾燥させた乾姜と言われるものに調製してから使う場合があるが、乾姜に調製すると、生姜ではギンゲロール(gingerol)と称されている成分がショーガオール(shogaol)という化合物に変わり、その作用も変化する。
また、私たちが普通に食べている温州ミカンの皮を干したものは漢方処方に使われる陳皮となる。陳皮には香り成分の他、アルカロイド類のN‐メチルチラミンやシネフリンなども含まれ、ストレスを発散させる作用や胃腸の働きを整える作用なども期待されている。

