忖度なしで書きます! 新・甘くないイタリアーノを実際に飲む!
実際に、筆者も試飲してみましたので、こちらも忖度なしでマジに書きましょう。
今回の内覧会用に用意いただいた試飲セットはこちらです。
・「甘くないイタリアーノ」従来品
・従来品のミルク
・「甘くないイタリアーノ」リニューアル商品
・リニューアル商品のラテ専用ミルク
見た目に大きな違いはありません。「従来品のミルク」と「ラテ専用ミルク」は、試飲用の濃度になっているとのことでした。
それぞれ比較しつつ、手持ちの飲み物で口の中をリフレッシュしながら、繰り返し飲んでみた結果を率直に列記しました。
忖度はしません!
「従来品のミルク」と「甘くないイタリアーノ従来品」
・従来品のミルク:単体で飲むと、全体に水っぽく感じる。最初口に含んだ時のアタックでミルク感が弱い。鼻に抜ける感じが粉ミルクの風味に似ている。後味が複雑。苦味に似た感覚が残る。
・甘くないイタリアーノ従来品:口当たりのミルク感・コーヒー感いずれもアタックは控えめ。糖類寄りの甘さがほんのりある。コーヒー要素についてはコーヒー香料独特の印象。全体に薄く軽いのでゴクゴクと飲める。
「ラテ専用ミルク」と「リニューアル商品」
・ラテ専用ミルク:飲んだ瞬間にいつもの牛乳の記憶がよぎる。完全に一致ではないけど相似した方向の味わい。ミルクのアタックが強い。口に含むと、ミルクのボディ感(牛乳に似た重厚さ)を感じる。同時に牛乳で感じられる「乳」系の甘味が残る。本物の牛乳とは系統の違う後味が一瞬あるけど、シンプルに消えていく。
・リニューアル商品:アタックにまずコーヒー、特に苦味要素がきっちり。加えてミルクの強さもしっかりとコーヒーの裏に存在している。従来品の比較として味わうとコーヒーとミルクの要素が格段に上がっている。味わいの輪郭というかコントラストが強めになっている。余韻にミルク特有の油脂の感覚と甘さが残る。全体にコーヒーとミルクのいずれかが突出せず、バランスが整っている。
──以上、比べることで、それぞれの特徴がより良くわかる試飲結果となりました。従来品はいわゆる、“ペットボトルっぽい”味わい。ハッキリ言うと平坦な味わいでした。
それに比べて、リニューアルした「甘くないイタリアーノ」は、コーヒーの要素とミルクの要素がそれぞれ自立していると感じる出来栄えです。ミルク特有の強さがあるので、コーヒーの要素も同じくらい強くチューニングできたのだと考えられます。
「じゃあ、従来品はこれまで、出来ることをしていなかったということ?」かというとちょっと違うようです。これには理由があるらしいです。
今までのペットボトル飲料のミルク感が弱い理由
これまでのペットボトル飲料には“3%の壁”というものがあったそう。なんぞや。
サントリー食品インターナショナルの中の人(ブランドマーケティング本部 湯沢雅貴さん)によると、「チルド商品(乳飲料)」の場合、「乳原料の上限ライン」に制限や限界は無いらしいのです。
しかし、「既存のペットボトル飲料(コーヒー飲料)」の場合、「乳原料の上限ライン」は3%までと省令(※)で定められているのです。(※乳及び乳製品の成分規格等に関する命令)
「ペットボトルのラテはミルクが薄そう」というイメージを払拭すべく、新たな「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」では「ラテ専用ミルク」の開発に着手。乳原料3%のラインを守りつつ、ミルクの味わいを実現するために次の方法をとりました。
・生乳から必要な「乳素材」を取り出す(分画する)
・油脂原料は生乳以外の素材を用いて、新たな油脂原料を用意
・新・乳素材と新・油脂原料を独自配合
こうした工夫により、しっかりとした満足感とナチュラルなミルク感を備えた「ラテ専用ミルク」が完成したそうです。
