知っているけど実際に触れたことがないものって誰にだってあると思う。私(中澤)にとってそれは新宿駅にある立ち食いそば『信州そば本陣』にある「スパイシーカレーうどん(税込720円)」だ。
JR新宿駅の東口改札から地下道へのコンコースにあるこの店。スパイシーカレーうどんは店頭に看板が出ているので存在を知っている人も多いのではないだろうか。私も通るたび気になっていたので注文してみたところ、ハチャメチャに攻めた一品であった。
・気になる看板
色んな立ち食いそば屋を巡る連載『立ち食いそば放浪記』を381回続けている私。うどんよりそば派であるため、スパイシーカレーうどんをスルーしていたんだけど、改めて券売機をよく見てみたらそばでの注文も可能だった。今回一歩踏み出したキッカケはそれで、ゆえに注文したのもスパイシーカレーそばである。
まず、前を通るだけで気になる看板はどういったものかと言うと、カレーうどんの写真に「芳醇な和風ベースのカレーにスパイシーさを効かせたくせになる味に仕上げました」と書かれたものだ。確かに画像ではカレーうどんの上に真っ赤な香辛料がかかっていて、黄色いカレーに赤が鮮やかだ。
・世界観
外観は場末の駅そばである『信州そば本陣』だが、実は辛味肉そば肉MAX盛りだったり、冷しゆず胡椒そうめんだったり、
メニューがちょっとおかしい店であることはこれまで何度かお伝えしてきた通り。そんな店がわざわざ「スパイシーカレー」と冠するからには激辛な可能性だってある。
私自身、辛いのが得意じゃないというのもこのメニューをスルーしてきた理由の1つ。常軌を逸した辛さじゃなきゃいいな。と思いきや、食べてみたらそんなちょっとした話じゃなくて……
味がタイカレーやねん。
確かに食べて即来る速度の速いピリ辛はスパイシー。だからスパイシーカレーは間違いじゃないんだけど「和風ベース」という文言は名ばかりすぎる。そばつゆどころかココナッツミルク入ってそうなレベルでタイやねん。
