2. 銀座天龍 (東京都・銀座)
「銀座天龍」の餃子は春巻きと思えるほど細長いのが特徴。片面が香ばしくキツネ色に焼けていながら、箸でつまむとクニャッとカーブを描いてしなり、ほどよく弾力を得ているのがわかる。もう片面は高温によって蒸されたソフトな感触。生地に保水されている水分量が絶妙で、食べた瞬間、生地の口当たりのよさに驚かされる。餃子としての完成度が極めて高いといえる。
食べるとパラッと広がりを見せる具。なにより生地が旨味を強く含んでいるので、具に勝るとも劣らないコクのあるテイストを体験できる。具は主役だが、生地も主役なのだ。ーーそして幸せが訪れる。
ちなみに、「銀座天龍」の餃子は最初から酢、ラー油、醤油を混ぜたたれで食べる事を強く推奨する。最初の一口目は何もつけないプレーンを楽しもうとする人がいるが、ここの餃子は調味料と出会う事で本領を発揮するタイプなのだ。
「銀座天龍本店」(東京都中央区銀座2-5-19 ヒューリック銀座二丁目柳通ビル4F)
3. 四一餃子 (広島県・尾道)
尾道市に、凄まじくおいしいと絶賛されている餃子のお店があることをご存じだろうか。それは「餃子専門店 四一餃子」(広島県尾道市土堂2-3-21)。インターネット掲示板2ちゃんねる創設者のひろゆき氏も推している、知る人ぞ知る人気店。この四一餃子、焼き餃子も、蒸し餃子も、水餃子も、どれも絶賛されているのだ。観光客だけでなく、地域住民からも愛されている。
今回は、プレーンの焼き餃子、蒸し餃子、水餃子をオーダー。飲み物は瓶のコーラをオーダー。餃子を食べるならキレの良さがあるコーラが良き(異論は認める)。待つこと数分、目の前にやってきた焼き餃子、極めて魅惑的なビジュ。カリッカリに、徹底的に、イイ感じに、キツネ色に仕上げられた餃子の皮。食べる前から魅了。
食べてみると、バキガムン……! バキガムン! ザックゾック! ……ぶわぁぁぁぁあああああああ。絶妙な加減でカリッと仕上げられた皮の食感。そして広がる「焼き由来の薫り」とともに、パラパラと拡散する具。たまらない。なにより、この餃子、極めて、うまい。余計な味ゼロ、絶妙すぎる食材のバランス。飽きない、むしろもっと食べたい。バキガムン! ザックゾック! もっと食べたい。
そして蒸し餃子がやってきた。蒸し餃子、うまい。なんだろう、このクオリティの高さ。焼き餃子は皮の薫りと食感で楽しませてくれたが、焼かなくてもこれほどウマイとは驚きだ。蒸しの良さを極限まで高めている、生かしているように思う。単に蒸しただけではない、何かがある。妥協なきうまさ。そのままたべても美味だったが、タレに浸しても美味。
水餃子、これもまた、実にうまい。これはあくまで筆者の主観でしかないのだが……。たっぷりと水分を含んだ餃子、それが具の拡散を手伝うとともに、皮由来と思われる甘味も付加されているように感じる。そしてこれ、アツアツだからこそウマイ。アツアツと水分がここまで餃子のおいしさを盛り上げるとは……。やはりこの餃子も、単に茹でただけではない、職人のセンスがないと到達できない味だと感じた。ーーそして幸せが訪れる。
感動の餃子を食べられたことに感謝。通販でも買えるようなので、必ず買おうと心に決めたのだった。ごちそうさまでした。
「餃子専門店 四一餃子」(広島県尾道市土堂2-3-21)
ついに思い描いた理想の餃子が完成しました!ワンオペになったおかげか、集中して試行錯誤する時間が増え、皮から餡まで微調整を繰り返した甲斐がありました日曜日の試食で娘に『できたね』ってめっちゃ褒められました。餃子専門店 四一餃子〒722-0035広島県尾道市土堂2-3-21 pic.twitter.com/lUrsEYQKwY— 餃子専門店 四一餃子 (@41GZ) October 29, 2025
