・あの頃のジェニーちゃんを探す旅へ
ジェニーの全盛期はまだ日本がバブルだった頃。子供もたくさんいたし、洋服や小物類は今見てもかわいい、贅沢な作りになっているのが印象的だ。
手始めに私が手に入れたのは「ジェニーファッションクラブ」(日本ヴォーグ社)という、ジェニーの洋服の作り方を載せた本。
ハンドメイドなんかできないのだが、とにかく載ってる洋服がオシャレで憧れたのだ。今思えばこれが最初に手に入れたファッション雑誌と言っても過言ではない。
飽きず何度も何度も眺めては、ジェニーの服を売るラフォーレ原宿のジェニーショップへの憧れを募らせた。
メルカリで購入した本が手元に届くと、あの頃のジェニー愛が爆発! 今度は人形が欲しくなった……。引っ越しとともに手放してしまったジェニーちゃんたちをもう一度、手にしたい……!
・普通のジェニー(本体)探し、難航
しかし、ジェニーちゃんの顔は何度もリニューアルしており、今発売されているジェニーちゃんは、昔とは顔が全然違う……。私が欲しいのは、子供の頃に熱狂したジェニーちゃんなのである。
そんなわけで、過去のジェニーちゃんを探しに行くことにしたのだが……。まず、どこで売ってるのか見当がつかない。
調べてみると、ドール専門店とか、中古のおもちゃを取り扱う店に売っているか、メルカリやヤフオクで落札するしかないらしい。
というわけで、向かったのは秋葉原。
最初に訪れたのはラジオ会館内にあるドール専門店、ドーリーテリア。
ブライスやスーパードルフィーといったドールが主力のようだが、しっかりジェニー&リカちゃんコーナーがあった!
が、しかし……。
状態のいいジェニーやジェニーフレンドの人形は、目ん玉が飛び出るくらい高い!
箱入りの新品なら3万円近くするものもあり、箱無しのパンツ一丁でも状態がいいものは1万円くらいするではないか……。
それにしても、あの頃、おもちゃ売り場に溢れていた「普通のジェニーちゃん」が見当たらない。それもそのはず、多くのジェニーちゃんは我ら女児たちに髪を切られたり、メイクと称して落書きされたり、散々な扱いを受けているからである。
状態がいいものは出回りにくいのだろう。店員さんにも80年代後半〜90年代前半のジェニーについて聞いてみたが「当時のジェニーを大事にされてる方が多くて、手放す人が少ないのが実情」ということだった。なるほど、今でもちゃんとした状態で持ってる人は本気のジェニー好きだもんね……。
とりあえず、当時のジェニーの洋服(アウトフィットと呼ぶらしい)を購入。
