今、大阪土産の新しいアイテムとして注目を集めているのが、2026年2月2日に発売した洋菓子ブランド アンリ・シャルパンティエが手がける「大阪カカオ~大阪ショコラ・フィナンシェ~」。このフィナンシェは、カカオの生産からチョコレートの加工、焼き菓子としての仕上げまで、日本の職人たちがそれぞれの専門性を発揮し完成させた職人の情熱と技術を結集して作られた一品です。カカオの個性を活かしながら、日本人の味覚に寄り添う繊細なバランスを目指したフィナンシェ。大阪限定商品として発売されており、手土産としてはもちろん、ショコラ好きの方にも興味深い存在となりそうです。
ウガンダの農園で育つ高品質カカオ

このフィナンシェに使われているカカオは、ウガンダで栽培されたもの。その農園を率いるのは大阪出身のファーマー、岡野あさみ氏です。
岡野氏が手がける農園「Farm of Africa」では、日本人らしいきめ細かな品質管理のもとでカカオが育てられています。収穫後の発酵や乾燥といった工程も丁寧に管理されており、繊細でバランスの良い風味を持つカカオに仕上がります。
また、カカオ栽培を通じて現地の雇用創出にも取り組んでおり、単なるお菓子の原料としてではなく、地域と人を支える取り組みから生まれたカカオであることも、この商品ならではの魅力と言えるでしょう。
大阪カカオアトリエが引き出すフレッシュな風味

ウガンダで収穫されたカカオは日本へ運ばれ、大阪のカカオアトリエ「Team Cacao」でチョコレートへと加工されます。
このアトリエでは、一般的な工程とは異なる「豆のまま直火で焙煎する方法」を採用。水分量などのデータを細かく管理しながら焙煎を行うことで、カカオ本来の香りと味わいを最大限に引き出しています。
さらに、焙煎からチョコレートになるまでの時間を可能な限り短くすることで、フレッシュなカカオの風味を保つ工夫もされています。こうした丁寧な工程を経ることで、香り高くバランスの良いチョコレートが生まれるのです。
世界大会優勝シェフが仕上げるショコラフィナンシェ
このチョコレートを焼き菓子へと昇華させたのが、洋菓子世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で日本チーム団長を務めたシェフ、駒居崇宏氏です。
駒居シェフは、岡野氏のカカオが持つフレッシュでバランスの良い風味を活かすため、バターやアーモンドの配合、焼き上げの温度や時間に至るまで細かく設計。ショコラの存在感を感じながらも、重すぎない軽やかな口当たりのフィナンシェに仕上げています。

