ダイエットを始めるとウォーキングを始めたり、ジムに通ったりと「運動を増やす」人は少なくないでしょう。でも、「運動さえすれば痩せる」と思ってしまうのは誤解。実は、運動だけで体重を大きく動かすのは簡単ではありません。ポイントになるのは、消費カロリーの仕組みと、運動の役割を正しく理解することです。
運動だけで痩せるのは意外と難しい
運動は確かにエネルギーを消費します。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は脂肪燃焼のイメージもあり、ダイエットの定番として知られています。

しかし、体重を大きく変えるほどのエネルギーを運動だけで消費するのは、実際には簡単ではありません。例えばウォーキングを30分行っても、消費エネルギーはおおよそ100〜150kcal程度。これは食事や間食で簡単に増えてしまう量でもあります。そのため、「運動しているのに体重が変わらない」と感じる人も少なくありません。
消費カロリーは思ったよりも“小さい”
多くの人が見落としがちなのが、運動による消費カロリーの大きさ。私たちの体は日常生活の中でもエネルギーを使っていますが、運動による消費量はその一部に過ぎません。
さらに、運動後に食欲が増えたり、「運動したから少しくらい食べても大丈夫」と感じて食事量が増えたりすると、結果としてエネルギー収支が変わらないこともあります。要は期待している効果とのズレが起きがちです。
