・価値はどこにあるのか
せっかくなので、完成したバターを焼いたフランスパンに塗って食べてみる。
普通においしい。というか、冷え固まっていないので、とってもクリーミーで少しふわふわ感もあるような。
ただ、ここで感じたのは味以上のものだ。このバターには、走った距離や見た景色、その日の空気など、そういうものが全部混ざっている気がする。
最近は「モノ」だけでなく「ストーリー」に価値があると言われるが、まさにそれに近い。これ、例えば高橋尚子選手が走ってできたバターとか、青学が駅伝でつないできたバターとか、いいかもしれない。
コスパは、決してよくない。だが、走りながら作って、食べるという、この一連の流れは、間違いなくプライスレスである。
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
