『おむすび』で役者オファーなかった
──銀シャリさんはコンビ仲がいいイメージがあります。秘訣を教えてください。
鰻 「よう喋る」ってだけじゃないですかね。
橋本 そうですね。境遇が一緒で、喋りのテーマが合うだけなのかもしれないです。
鰻 このあいだも、僕一人でルミネtheよしもとの楽屋におったら、橋本が来て「WBCすごかったな」って(笑)。
橋本 みんなでいるところで見たらええのに、1人でWBC見てるからや。
鰻 わざわざ言いに来るって、なかなかじゃないですか?
──確かに(笑)。
橋本 年を取ったら、しょうもないことでいちいちムカついていられないというか。ムカつく体力がない。老夫婦とかと一緒やと思います。

──漫才以外の仕事にも興味はありますか? たとえばドラマのオファーが来たら出たいですか?
鰻 出たいですよ。僕なんて一度もドラマに出たことないですから。
橋本 コント師ではないので、「演技ができるか問題」はありますけどね。もちろん断ってはないんですけど、NHK朝ドラの『おむすび』からオファーがなかったから、二度とないやろなとは思っています。
鰻 「銀シャリ」言うてんのに。
──(笑)
鰻 橋本なんて、昭和顔の代表みたいな顔してるので逸材だと思うんですけどね。めちゃくちゃ馴染むと思うんですよ。
橋本 このあいだまでやってた『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』(テレビ朝日系)も出演あり得たよな?
鰻 あり得たな(笑)。
橋本 朝ドラ『あんぱん』でも、逆に銀シャリを出すファニーさとか、やりようはあったと思うんですよ。
鰻 使うだけで話題になるとは思うんですけど、呼ばれないですね。
橋本 いや、話題性なさそうやな……演技力もないし。

──(笑)。M-1や上方漫才大賞など多くの賞を受賞して、今後、賞レースのような明確な目標はあるんでしょうか?
橋本 「ワールド・ベシャリ・クラシック(WBC)」みたいなものがあったらいいなと思いますけどね。日本のように成熟した漫才カルチャーが他の国にもあれば、ベネズエラ代表の漫才師と戦ってみたい(笑)。ただ、おっしゃるとおりで賞レースはないので、今後は、自分との戦いになるのかもしれないですね。
鰻 確かにゴールはないかもしれないです。そのなかでも、たとえば、50年漫才をやったときにどうなるんやろうとは思いますね。どこまでできるのか楽しみではあります。
橋本 イジられるタイプの師匠になれれば幸いですけどね。