最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
23歳Adoの歌い手人生。クローゼットで録音していた内気な少女→『うっせぇわ』から世界33都市・50万人ツアーまで

23歳Adoの歌い手人生。クローゼットで録音していた内気な少女→『うっせぇわ』から世界33都市・50万人ツアーまで

大人とは、自分の足でちゃんと立って、颯爽と堂々と歩ける人

2026年2月26日には初の自伝的小説『ビバリウム Adoと私』(原作:Ado、著者:小松成美、KADOKAWA)を刊行し、あらためて自身の人生を振り返ることとなりました。

23歳Adoの歌い手人生。クローゼットで録音していた内気な少女→『うっせぇわ』から世界33都市・50万人ツアーまで

「私は小さいころから伝記が好きで、ヘレン・ケラーやココ・シャネルなどさまざまな人の生き方に影響を受けて育ってきました。自分が伝記の登場人物側になったという表現が合っているのかは分かりませんが、自分の半生をもとにした小説が出るのは面白く感じます。

大人になった今だからこそ『あのとき本当はこう感じていたんだな』と、当時は無視してしまっていた気持ちにあらためて向き合えて。これまでの人生は今の私自身を形成する大事な時間だったと思える瞬間がたくさんありました」

小説では、いつもピンク色の服をまとって“プリンセス”のように溺愛されていた幼少期から、早く大人になりたいと願いつつも、大人になるのが怖いとも感じながらすごしていた10代。そしてメジャーデビュー後から今に至るまで、Adoさんがこれまで見て、感じてきた光景が鮮明に描かれています。23歳で自身も大人となったAdoさんは今、かつて葛藤していた“大人”という存在について、どう感じているのでしょうか。

「私が10代のころに思い描いていた大人とは、なんでもこなせて、自分の足でちゃんと立って、颯爽と堂々と歩ける存在。まだ100%そうなれているとは言い切れませんが、紆余曲折しながらも少しずつ理想に近づけているのかなと思います」

「人の願いに年齢制限はない」

小説と連動して、2026年2月18日に、自身が作詞・作曲を務める新曲『ビバリウム』をリリースしました。タイトルの「ビバリウム」とは、動植物を育てるための「箱庭」のような空間を意味する言葉で、Adoさんが名付けました。

23歳Adoの歌い手人生。クローゼットで録音していた内気な少女→『うっせぇわ』から世界33都市・50万人ツアーまで
クローゼットの中にいるAdo本人の後ろ姿を写した、自身初となる実写のジャケット写真

「歌い手や『ニコニコ動画』など好きなものに囲まれた空間に閉じこもってすごしてきた子ども時代。その様子を客観的に見たら『ビバリウムにいるみたい』と感じました」

かつて、孤独なビバリウムに閉じこもっていた少女は、今ビバリウムの中にいるかもしれない“誰か”に向けてこう語りかけます。

「外の世界に、目を背けたいものや怖いものがあるなら、無理をしてそこから出てくる必要はないと思います。でも、もし自分の内に『変わりたい』という希望や“ともしび”が、小さくても輝いているのなら、その気持ちを抑えずに、ときどきでいいので自分の心と対話して、向き合ってもらえたら、外の光と少し重ねてみたり、ビバリウムの中の景色もいい意味でちょっと変わるんじゃないかと思います」

インターネットを通じた個人の発信が当たり前となった今、世界中の人に“歌い手”として歌声を届ける夢をかなえたAdoさんの歩みは、多くの若者に勇気と希望を与えています。最後に、Adoさんが考える「夢のかなえ方」についてお話しいただきました。

「私は小さいころから夢見がちな人間でした。ですが、信じて願っているだけじゃ何も変わらないということも学びました。苦しくてもちゃんと進むことが何より大事なんだなと。進めば結果が出るかといわれたら、現実はなかなか難しいかもしれません。ですが、行動することで夢はつかみやすくなると思っています。

そして、その決断に年齢は関係ありません。かなえるのに年齢が関係する夢もあるかもしれませんが、人の願いそのものに年齢制限はないと思います。どんな世代であっても、自分が抱いた夢を信じて行動してほしいと思います」

(「スタジオパーソル」編集部/文:水元琴美  編集:いしかわゆき、おのまり 写真提供:ユニバーサルミュージック、KADOKAWA)

提供元

プロフィール画像

スタジオパーソル

スタジオパーソルは読者層20代~30代のはたらく若者へ向けた、はたらく自由と未来の可能性を広げるWebメディアです。

あなたにおすすめ