・猫に引っかかれた説
私の中でもっとも有力なのはコレ。飼い猫、もしくは野良猫に引っかかれた説だ。わんぱく坊主が動物と戯れる描写は、漫画やアニメで珍しくないだろう。尻尾を踏んづけてしまって猫が激怒して反撃に出るなんて場面も容易に浮かぶ。
ピンポイントで鼻筋を狙えるのは、先ほどまでの説の中でもコレだけではないだろうか? よってこの説は最有力として30パーセントとさせて頂こう。
・もしかして「サビオか」?
いずれにしても想像の域を出ないわけだが、いろいろ調べていたところ、起源ではないか? と思われるモノに行き当たった。それはサビオだ。
サビオは1963年にニチバンが発売した絆創膏である。1975年にライオン歯磨(現:ライオン)に譲渡され一時期は日本国内で大きなシェアを占めたが、2002年販売終了。2025年に阿蘇製薬からリニューアル発売され、現在は全国展開している。
余談だが、北海道や和歌山、広島などでは現在も絆創膏のことを「サビオ」と呼ぶそうだ。
なぜ起源と考えるかというと、1973年に販売していた商品のパッケージに、鼻にサビオを貼る笑顔の少年が描かれていたからだ。テレビCMでも少年の姿が登場していたらしい。
あれこれ調べているうちにオークションサイトやフリマサイトで、この古いパッケージケースを目にして、鼻絆創膏の起源はサビオではないかと考えるに至ったのだ。
要するに、鼻筋にキズを負って絆創膏を貼ったのではなく、「わんぱくの証」として貼っていた。そう考えた方がしっくりくる。つまり、ケガを癒すためではなくアイコニックな装飾として絆創膏をつけていたのだろう。キャラに個性を持たせる意味で、鼻絆創膏は良い目印の役割を果たしていた……と、私は考えるのだ。。
ちなみに現代では、鼻腔を拡張するために鼻筋に貼る絆創膏というものがある。運動時の呼吸効率をアップさせたり、鼻通りをよくしていびきを抑制するのに効果があるのだとか。
これを考慮すると、今後は鼻絆創膏をつけたキャラは「いびきを抑制しようとしてるんだな」と受け取られるようになるかも?
なお、阿蘇製薬のサビオ公式サイトによると、絆創膏を「サビオ」と呼ぶのは北海道・和歌山・広島だけで、「キズバン」は全国でも富山だけの呼称となっている。
そのほかにも「大判焼きの呼び方」や「棒アイスの呼び方」などを紹介しているので、ぜひチェックしてくれよな!
