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〈日経平均大暴落〉ホルムズ海峡封鎖で今、日本人が持つべき金融資産とは?  ヒントはバフェットの「不確実性そのもの」への投資にあった

〈日経平均大暴落〉ホルムズ海峡封鎖で今、日本人が持つべき金融資産とは? ヒントはバフェットの「不確実性そのもの」への投資にあった

巨大プレイヤーですら自国市場での逆風を受ける

興味深いのは、そのCEOが同時に語るもう一つの現実だ。彼らのビジネスは米国型のプライベートクレジットとは異なり、長期的な関係性とソリューション提供を軸にした「金融と実業の中間」にある。そしてASEANのような不人気市場に身を置くことで、資本の需給バランスがまだ健全な領域に留まっているという。

つまり、先進国で過剰に膨らんだ信用が崩れ始める一方で、周縁に見えていた市場に資本機会が生まれ始めている。実際、Aresのような巨大プレイヤーですら自国市場での逆風を受け、アジアの周辺ポジションから撤退を余儀なくされる可能性があるという。資本が引き上げられるその瞬間に、次の機会が生まれる。

ただしその裏側で、プライベートクレジットという言葉自体が「汚れた名前」になるリスクもある。資金調達は一段と難しくなる。しかしそれは同時に、残れる者にとっては機会が拡大する局面でもある。

バフェットは「不確実性そのもの」に投資

この構図は、まさにいま起きている世界の縮図だ。資本は一様に縮小するのではない。壊れる場所と、集まる場所が同時に生まれる。

その延長線上にあるのが、ウォーレン・バフェットが長年率いたバークシャーによる東京海上との資本提携だ。

多くの人はこれを単なる日本株投資の一環として捉える。しかし本質はそこではない。保険とは何か。それは「不確実性を引き受けるビジネス」だ。戦争、災害、事故、すべてのリスクが価格に変換される場所だ。

つまりバークシャーは、これから確実に増える「不確実性そのもの」に資本を投じている。

エネルギーが揺らぎ、通貨が揺らぎ、信用が揺らぐ時代において、最も価値を持つのは「その揺れを引き受け、価格化できる主体」になる。これは単なる投資ではない。次の時代の構造に対するポジショニングだ。

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