陸戦隊と暁部隊 ヒロシマの秘史を追う
佐田尾 信作
2025年12月17日発売1,034円(税込)新書判/240ページISBN: 978-4-08-721391-11945年夏、広島県呉の山中で地雷を抱えて戦車に突き進む訓練に従う若者たち。
海軍の「陸戦隊」として「本土決戦」に備えていたところ、原爆投下直後の広島へ救援に向かえと命じられる。
一方、水上特攻艇マルレの要員を含む陸軍の船舶部隊「暁部隊」も同じく焦土の広島へ。
しかし、彼らが被爆した証を立てるまでには長い年月が必要だった――。
陸戦隊の元水兵を父に持つ著者。20年にわたって関係者たちの証言に耳を傾け、文献、手紙、ラジオ音源などを読み解いて、あの夏の名もなき兵たちを追う。
◆目次◆
はじめに 「大和」生還者から父への手紙
第一章 乗るフネのない水兵たち
第二章 山中の「自爆訓練」
第三章 呉海軍、広島ニ急行ス
第四章 七人衆からの「川原石会」
第五章 「マルレ」を焼いた日
第六章 「決死」か「必死」か
第七章 百歳の原爆手帳
おわりに 旧軍港「覚醒」に思う
おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像
前田 啓介
2024年1月17日発売1,485円(税込)新書判/408ページISBN: 978-4-08-721298-3岡本喜八は一九二四(大正十三)年生まれ。
『独立愚連隊』『日本のいちばん長い日』『江分利満氏の優雅な生活』など、戦中派の心情をそこかしこに込めた映画を撮り続けた職人肌の監督として知られる。
陸軍予備士官学校で終戦を迎え、戦後映画界に復帰すると、戦争、時代劇、SF、青春群像など、バリエーション豊かで喜劇性にあふれた作品をつくった。
喜八が生涯を通じてこだわり抜いた戦中派とは何なのか。
新たに発掘された若き日の日記をひも解きつつ、映画監督・岡本喜八の実像と戦中派の心情に迫るノンフィクション。
【目次】
はじめに
第一章 米子
第二章 なぜ死なねばならないのか
第三章 早生まれ
第四章 戦中派
おわりに

