●【レビュー】持ち歩きやすい薄型ボディとメモとして使いやすい設計
ここからは実際にレビューして感じたNote A1 NXTPAPERの良かった点・気になった点を紹介していく。
本体の画面サイズは11.5インチ。重さは500g。ボディとしての特筆すべき点は5.5mmという薄さだ。カバンやリュックの隙間に入れやすく、持ち歩きにも適している。
デジタルノートという性質からタブレット端末のホームボタンに相当するフロントボタンは、ベゼルの左サイドに備わっている。左手で端末をホールドして親指をホームボタンに添えつつ、右手でペンを使うという使い方がしやすい設計になっている。フロントボタンは指紋認証にも対応しており、瞬時にロックを解除することもできる。
画面を180°回転してフロントボタンを右側にもってくれば、左利きの人にも最適化できるが、インターフェースも逆向きになるため、少し慣れが必要かもしれない。このあたりは、左右対称のデバイスと違い、注意すべきポイントだ。
同じく慣れがいるという点では、充電用のUSB Type-C端子は中央ではなく、フロントボタンのあるサイドの端に備わっている。筆者は不便を感じるシーンは特になかったが、他のタブレット端末と並べて充電するときなどは、少しバランスが気になるかもしれない。
スタイラスペンには、専用の「T-Pen Pro」が付属している。T-Pen Proは本体側面にマグネットでくっつく仕様になっている。充電も同時にできるので、電池切れを心配することはほとんどない。ソフトとハードの2種のペン先が3本ずつ入っており、書き心地を変更することもできる。
●書き心地は感動レベル!繊細な表現も得意
まず最も重要な書き心地だが、結論からいって、感動レベルの滑らかさだった。8192筆圧検知による表現力もさることながら、0.005秒という超高速反応が紙に手書きしている自然さを忠実に再現している。
ペンの種類や線の太さ、文字色などの幅も広く、効率よく思い描いた文字を選択できるのも魅力的。T-Pen Proの上部は消しゴムとして機能するのだが、この感触がまた良い。消しゴムらしい摩擦感を再現しており、体験としてとても心地よいものになっている。
Note A1 NXTPAPERならではの機能として搭載している「インスピレーションスペース」も、シンプルながら、つい多用してしまう便利な機能だった。
これは、T-Pen Proの親指ポジションに備わっているインスピレーションショートカットボタンを押すと起動し、押しながら該当部分を囲むとその部分をインスピレーションスペースフォルダに保存するというものだ。
インスピレーションスペースでは、保存した箇所が画像としてサムネで確認でき、タップすると即座に元データにアクセスすることができる。名前通り、印象に残った箇所などを保存していけば、思考やひらめきを整理する上でとても役立ってくれる。

