こんな症状は「見逃し厳禁」のサイン
最後に渡海先生は、受診すべき危険サインをこう整理する。
血便・黒い便、原因不明の体重減少(6か月以内に3kg以上)、発熱、貧血、夜中に目が覚めるほどの腹痛、繰り返す嘔吐、飲み込みにくさ——これらは大腸がんや炎症性腸疾患など、機能性疾患とは異なる病気のサインとなりえる。
「ストレスによる胃腸トラブルはよくありますが、全部をストレスのせいにしてはいけません。似た症状の裏に別の病気が隠れていることもあります。気になる症状は早めに専門医に相談してください」
「気のせい」と片づけられてきた症状にも、きちんとした理由がある。脳と腸のつながりを知ることが、自分の体と向き合う第一歩になる。
【取材協力】
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック
院長 渡海 義隆 先生(消化器内科専門医)
日本内科学会 認定内科医 / 日本消化器病学会 専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・評議員
https://tokai-naishikyo.jp

