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プロに教わる。スキー・スノーボードのシーズンオフの手入れ&保管方法

シーズンオフの間、いつもどのようにスキーやスノーボードを保管しているだろうか?お気に入りの板を長持ちさせて、次のシーズンにまた調子よく滑るためにすべきことを専門家に教えてもらおう。

最悪のシナリオにならないために

例年6月頃までオープンしている月山スキー場

シーズンアウトして、役目を終えたマイ・スキー&スノーボードはどうなっている? もしや、山で最後に使ってからなにもしないで、どこかに放置しているとしたら大変だ。まさか外で雨ざらし……というユーザーはいないだろうが、真夏の暑さで熱が籠ってチンチンの温度になる物置などに無造作に置いたりしてはいないだろうか? 

その先に待っているのは、大枚をはたいて買った大事なスキー&スノーボードが、すぐに満足に使えなくなってしまうなんて最悪のシナリオだ。それはどうして? 
なぜなら、シーズンオフのスキーのメンテナンスと保管方法がスキーの滑走性能の維持や寿命に大きく関わるからだ。どうすれば最悪のシナリオを防げるのか? そこで、ワックスやチューンナップギアの専門メーカー「ガリウム」に、シーズンオフの手入れや正しい保管方法について教えてもらった。

教えてしてくれたのはガリウムの田中智士(たなかさとし)さん。この道20年のスペシャリストだ。

「シーズンを終えた板は、いろいろな斜面や雪を滑っていますから滑走面もエッジもすっかり疲労した状態です。とくに春先のザラメ雪などは表面に黒い汚れのクズが浮かんでいたりしますよね。すごく汚れている上を滑ることで、その汚れが滑走面にどんどん蓄積していきます。仮にハイシーズンにパウダーばかりを滑っていても、実は1月や2月のきれいに見える雪も、厳密には汚れているんです。それを放置しておくと汚れが酸化して、滑走面をどんどん劣化させていくのです。

そんな状態の滑走面の板が雪上でスムースに走るわけがないですよね。雪にひっかかる、スピードが全然出ない、思うように加速しない、そうなれば当然、滑っていても気持ち良さや楽しさは半減してしまいます。さらに滑走面の劣化は板の寿命にも大きく影響するのです。そうならないためには、メンテナンスが大事です。もしも今、シーズンアウトした板を放置したままでも、今からでも遅すぎるということはないです、ぜひ手入れをして適切に保管してあげましょう」

必ずやっておくべきことは「滑走面のクリーニング」

シーズンアウトしたスキー・スノーボードは、まずクリーナーを使って、滑走面の汚れを拭き取ることが最優先だ。

手順1.クリーナーをつけて滑走面をきれいにする。

詳しくはこちらの動画で確認しよう!

滑走面の汚れを拭き取るには、キッチンペーパーなどが望ましいが、古くなったTシャツやタオルでもいい。ティッシュは紙粉が出てしまうのでNG。やってみると驚くほど汚れていたことがわかるもの。

こんなに滑走面は汚れていることも少なくない。しっかり拭いて黒い汚れが出なくなるまで繰り返す。

滑走面の劣化もさることながら、もっと素朴に「板が滑らなくなった」という問題の一番の原因は、汚れの付着からくるものなのだ。

手順2.表面だけでなく、ストラクチャー内のケバやゴミ、汚れを取り除くためには、ブロンズブラシを使ってトップからテール方向に向かってブラッシングをかけると尚良し。

手順3.さらにコルクに巻いたファイバーテックス(粗仕上げ用)で細かなケバを取ればもっと完璧。

Q. エッジはどうすればいい?

田中さんいわく
「バリなどが気になるようなら、錆びを落とす消しゴム(ラストリムーバー)でバリや錆びを落としてあげて、ある程度きれいにしておくといいですね」


配信元: STEEP

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