中学時代からの同級生で結成されたお笑いコンビ「きしたかの」。高野正成のキレ芸ツッコミと岸大将の独特なボケで注目を集め、特にドッキリ番組で存在感を発揮。唯一無二のスタイルはどのように生まれたのか。その原点に迫る!
──2月21日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「ドッキリにかけられた芸能人ランキング2025」が発表されました。見事1位に輝いた「ダマされ王」は、2024年に引き続き高野さん。2年連続おめでとうございます!
高野正成(以下、高野) ありがとうございます…って言っていいのか分かんないんですけどね!
岸大将(以下、岸) いいんじゃないですか(笑)。
──来年も期待してます!
高野 3年連続はさすがに…。2位のタイムマシーン3号・山本(浩司)さんは年間ドッキリ回数が7回で、僕が24回なんですよ! 僕がドッキリを独占してるみたいですが、勝ち取った感じでもないんですよ。ただ、ひたすらダマされ続けてるだけですから。
──今回のインタビューにドッキリはないので、安心してください。
高野 そんな風で、帰り道にめちゃくちゃされるドッキリも過去にありましたから、油断できないですね。
■深川の同級生が「なし崩し的に」コンビ結成
──お二人は中学校の同級生だそうで。
岸 お互い深川(東京都)が地元で、高校・大学は違うんですけど、たまに会ったりしてたんです。大学3年で俺が水泳部を引退して芸人になろうと、地元の友達とご飯食べてるときに宣言したら、その帰り道に高野から連絡が来て「誘ってくれてありがとう」と。後はそのままなし崩し的に。
──元々お笑いは好きだったんですか?
岸 子供の頃からお笑い好きで。憧れは時期によって違いますけど、中学のときは『はねるのトびら』(フジテレビ系)で、ロバート・秋山(竜次)さんのコントとか。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)とか、『キングオブコント』(TBS系)に出たいと思ってましたね。
──高野さんは?
高野 小学校の頃は『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のナインティナインさんが大好きで、そこからダウンタウンさんにハマりました。普通は逆なんでしょうけど、大学生のときは『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)のDVDを見てましたね。剣道をやりながら、お笑い番組を録画して見るみたいな。
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■小宮にイジられ20分 帰り道に「キレ宣言」
──そんなお二人は、2011年にワタナベコメディスクールに入学されました。
岸 東京03さんみたいなコントをしたかったので、プロダクション人力舎のスクールJCAに行こうと思ってたんですよ。でも、大学生は入れないんです。俺は退学して入ろうと思ってたんですが、高野が「大学辞めたくない」と。
高野 大学は卒業するもんじゃないですか。
──意外と手堅いですね。
高野 教員免許も取ってたし、それで今辞めるのは意味が分かんないと。
──最初はどんなネタを?
岸 『キングオブコント』に出たかったので、普通のコントをやってました。でも変なコントもやってたか。
──どうやって今のスタイルに?
岸 高野が大声でツッコむネタはあったんですけど、今のスタイルになったのはマセキ芸能社に入って1年ぐらいのときでしたね。三四郎さんMCのライブがあって、そのときに高野がずっと小宮(浩信)さんからイジられてたんですよ。でも、高野は全然怒らない。それが20分くらい続き、とうとう「うるせーな! さっきからしつけぇんだよ!!」とキレ、これがウケたんです。その帰り道に高野が「俺、平場あの感じで行くわ」ってカッコつけて言ってましたね。
──高野さんはプライベートでもキレるんですか?
岸 本当は全然怒んない男なんですよ。すごい人間としてはまん丸な、なんかこうプレーンなのに、芸風だけめっちゃ尖ってる不思議な存在なんですよね。
高野 仕事で腹立たされすぎて、怒らなくなってるのかもしれないです。プライベートで水ぶっかけられることもないですし。
──高野さんに怒られたいファンはたくさんいそうですよね。
高野 居酒屋で「今日はキレないんですか?」って言われますよ。「何にキレるんだよこの野郎」って返したら喜んでもらえますね。
──キレる高野さんを期待してるんですね。
高野 ツッコミは自然に出るんですけど、誰かに「脳を通さないでしゃべってるでしょ?」って言われたことありますね。それちょっと思うときがあって、考えないでしゃべってるときがある。思ったことをババババッて言ってるだけで、後で放送を見たとき、こんなこと言ってたんだって驚くときがあります。
