最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
2度の政局読み違えで万事休す…野田佳彦に欠けていた“政略”【歴代総理とっておきの話】

2度の政局読み違えで万事休す…野田佳彦に欠けていた“政略”【歴代総理とっておきの話】

中道改革連合の敗北

時は過ぎて、昨年10月に登場した「日本初の女性首相」である高市早苗(自民党総裁)が今年1月、突然の衆院解散を宣言。結果、自民党は衆院総定数の3分の2を超え、316議席に達する歴史的大勝を収めた。

これに対して立憲民主党と公明党は、選挙直前に衆院における新党の「中道改革連合(中道)」を結成したものの、わずか49議席にとどまる壊滅的大敗を喫したのは、読者ご案内のとおりである。

中道が大敗した要因として、「選挙互助会」と陰口があったように、選挙直前に結成したことが大きかったとされている。

この敗北により、中道の野田は公明党出身の斉藤鉄夫ともども、共同代表を辞任した。野田は辞任に際して、「(この大敗は)万死に値する。時代遅れ感あるコンビだった』と“告白”したものであった。

「安倍・自民党」との対決に敗れて以後、すんなりと長期政権を許し、ここに至って「高市・自民党」に歴史的大勝を許した野田は、2度にわたり政局を読み違えたことで、人柄はよしも改めて政略家にあらずと知らしめることになった。

(本文中敬称略/次回は菅義偉)

「週刊実話」4月16日号より

小林吉弥(こばやし・きちや)
政治評論家。早稲田大学卒。半世紀を超える永田町取材歴を通じて、抜群の確度を誇る政局・選挙分析に定評がある。最近刊に『田中角栄名言集』(幻冬舎)、『戦後総理36人の採点表』(ビジネス社)などがある。
配信元: 週刊実話WEB

あなたにおすすめ