そんな人におすすめなのが“リンパほぐし”です。
顔や首、脚のパンパン感は、体内の巡りが滞っているサインの可能性も。
そこで、今回は入浴後や寝る前の数分でできるリンパケアについて、あんしん漢方所属ヨガインストラクターの高橋かなこさんに解説いただきます。
“なんとなく重い”は、ため込みサインかも?
朝起きたときの顔のむくみ、夕方になるとパンパンになる脚、首やフェイスラインの重さ。
こうした「なんとなく重い」「すっきりしない」という感覚は、多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。
体内には血液のほかに「リンパ液」と呼ばれる体液が流れており、からだの老廃物や余分な水分を回収して運ぶ役割があります。
リンパ液はリンパ管を通り、最終的には静脈に戻る仕組みです。
しかし、リンパ管には心臓のような強いポンプ機能がなく、筋肉の動きや呼吸などによってゆっくり流れています。
そのため、長時間同じ姿勢で過ごしたり、運動不足になったりすると流れが滞りやすいといわれています。
リンパの流れが悪くなると、老廃物や水分がからだにたまりやすくなり、むくみやだるさ、冷えなどの不調につながることも。
だからこそ、厳しい食事制限や運動を始める前に、まずはリンパほぐしを日常に取り入れてみましょう。
まずは夜3分、リンパほぐし痩せルーティン
リンパケアを行うおすすめのタイミングは「入浴後」や「寝る前」です。
からだが温まっていると血行やリンパの流れがよくなり、ケアの効果を感じやすくなりますよ。
ここでは、顔・首・脚の3パーツを3分ほどでケアする簡単ルーティンを紹介します。
リンパ管は皮膚のすぐ下にあり、やさしくなでるように触れるだけでも十分流れを促せるとされているため、「強く押し過ぎないこと」を意識しましょう。
顔
顔のむくみは、フェイスラインや目元の印象に大きく影響します。夜のスキンケアと併せて行ってみてくださいね。
(1)小鼻の横から外側に向かって、親指で頬骨を押し上げる。
(2)耳のななめ下あたりを人差し指と中指でグリグリと押し、鎖骨に向かって押し流す。
首
首はスマホやPC姿勢の影響でリンパが滞りやすい部分であり、フェイスラインのもたつきが気になる人におすすめです。
(1)胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨に伸びる筋肉)を上から下へもみほぐす。
(2)鎖骨を中指と人差し指ではさんで内側から外側に押す。
(3)脇をもみほぐす。
脚
脚は重力の影響でリンパが滞りやすく、とくにむくみを感じやすい部位です。脚のリンパケアは、寝る前に行うと翌朝の軽さを感じやすいことも。
保湿クリームやボディオイルを使うと、肌への摩擦を防ぎながらケアできますよ。
(1)足首からひざ裏、鼠蹊部(脚の付け根)に向かって押し上げるように両手をスライドさせ、鼠蹊部をもみほぐす。