・65億円投資の本気
まずは、矢野大阪工場長やマーケティング本部の新関リキュール・スピリッツ部長のお話からスタート。
大阪工場は1919年に建設された、サントリーにとって重要な拠点。創業の地・大阪の築港エリアに位置し、1907年発売の赤玉ポートワインもここで製造されていたという。
さらに驚いたのが今回の設備投資の規模。「つくる」と「伝える」両面でなんと総額65億円を投資。そのうち約10億円が見学ツアーの展示や設備に使われているという。
10億円投資した見学ツアーって何?
規模感が大きすぎて、よくわからないが工場見学マニアとしてはむしろゾクゾクするポイントだ。そして、ここからは実際にサントリー大阪工場スピリッツ・リキュール工房ツアーを体験させていただくことに。
・やってみなはれ精神
見学ツアーは、ラウンジでの映像からスタート。
創業者・鳥井信治郎氏は13歳で奉公に出て、洋酒文化に触れ、日本人の味覚に合う洋酒をつくりたいと志したとのこと。13歳の自分、何してたっけ。プリクラとミスドの記憶が一番に思い浮かんだよ……。
映像を見た後は、スピリッツ・リキュール工房へと移動していく。
通路の脇には「ROKU〈六〉」に使われる植物が植えられており、通称 “ボタニカルロード” と呼ばれている。大島桜、柚子、ジュニパーベリーなど、原料と同品種の植物が並んでいるのが、なんかいい。
足元には、鳥井氏のことばも刻まれているので、見逃さずに注目していただきたい。
こういうさりげない演出、大好きである。
