歌舞伎俳優が演じた重厚なラスボス級キャラ
人気俳優の若手時代だけではなく、ベテラン俳優が意外な役柄を演じている例もあります。2013年に放送された『仮面ライダー鎧武』は、フルーツをモチーフにした斬新なデザインと、複数勢力が入り乱れる群像劇が特徴の作品です。そんな本作の劇場版『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』には、『半沢直樹』で個性的なオネエ官僚「黒崎」を演じた歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが出演しています。
片岡さんは怪人「インベス」の上位種「オーバーロード」によって生み出された「コウガネ」という、本作のラスボスを演じました。コウガネは自身を「新世代の神」と呼び、鎧武との激しい戦いを繰り広げます。また、コウガネは「アーマードライダーマルス」にも変身し、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
片岡さんは、歌舞伎で培われた重厚な声色に加え、変身時には歌舞伎をモチーフにしたような動きも見せており、神々しく異彩を放つ独特な存在を放つ敵役を演じています。
片岡さんは、歌舞伎界初の「仮面ライダー」俳優となりました。ジャンルの垣根を越えた挑戦としても注目を集めました。
