試乗レビュー
その中でも「Redster S9i Revoshock S」は、あらゆるゲレンデコンディションに対応する、プレミアムな基礎系ワイドモデル。推奨サイズとして女性160cm、男性165cmが基本とされているとのことで、今回は160cmをテストした。

まず第一印象として、数ターンほどして最も感じられたのは、搭載された「Revoshock」による安定感と重厚感。身体が先に進み、板が後ろに残るような、あるいは引き戻されるような感覚さえある。
主導権は滑り手側。「どうしたいのか」が問われる板
オートマチックに、わずかな傾きだけでターンへと導入されるタイプではない。むしろ引っかかりを感じるだけで、ターンは勝手には始まらない。滑り手自身が始動のタイミングと角度を明確に決めて入る必要がある印象だ。容易に曲がってくれる板に乗り慣れていると、最初は扱いづらさを感じるかもしれない。
ターン中も、一般的なカービングスキーのようにサイドカーブへ身を預けて自動的に回り込んでいく感覚はなく、常に自分の意思で進行方向をコントロールし続ける必要がある。裏を返せば、ターンの導入から抜けまで、自分の意志が常にダイレクトに反映される操作性の高さとも言える。
テールの抜けは良好。一方で「Carbon Boost」という名称から想像するような分かりやすい加速感は感じにくい。ただしそれは、踏み込みの弱さか、身体に意識させないほどスムーズに加速しているためとも考えられる。

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