オープンイヤーはここまで進化したのか! という感慨
それとは別に、気軽に日常シーンで使える、より高音質を楽しめるオープンイヤーイヤフォンとして登場したのがOpenFitシリーズだ。こちらは骨伝導を使わないDirectPitchテクノロジーという仕組みを使って、オープンイヤーでの高音質を実現してきた(筆者の推測だが、骨伝導を使うためには、左右を繋いでチタンワイヤーで頭部に押さえつける必要があるのだと思う)。
OpenFit、OpenFit 2、OpenFit Air、OpenFit 2+と進化、バリエーションを増やし続けて、今回登場したOpenFit Proに到達する。現在ラインナップされているOpenFit Airが1万9880円、OpenFit 2+が2万7880円だから、3万9880円のOpenFit Proはかなり高価だ。
しかし、試用してみると、その価値があると断言できる。
Titaniumからの流れを知っている筆者としては、オープンイヤーイヤフォンがここまで来たのか! と感慨深い気がする。
比較すると、中高音がクリアで低音がしっかりしている
過去のOpenFitシリーズと較べると、音のクリアさが素晴らしい。
たとえば、OpenFit 2+とOpenFit Proを比べてみると、OpenFit 2+は音の輪郭が少しぼんやりしている。特に低音がボンヤリしている。OpenFit Proの方がはるかに音がクリアだし中音、高音もクッキリ聞こえてくる。
Dolby Atmosに対応したこともあるのか、楽器の定位がしっかりしていて、オープンイヤーなのにどの楽器がどの方向から聞こえてくるのかが感じられる。

筆者も朝のランニングで日常的に使っているOpenRun Pro 2と比べると、低音の迫力が段違いだ。OpenRun Pro 2は歴代のランニング用のShokzと比べると群を抜いて高音質だとは思うが、それよりもはっきりと低音がしっかり作り込まれている。こうなると、次のOpenRun Proシリーズがどうなるのか気になるが、そこはスポーツ用と、日常ユース用の違いというところなのだろう。