兵庫・香住漁港の水産加工卸会社が手がける「香住ガニ」の専門店「香住蟹一番」(かすみがにいちばん)が、大阪・難波の「なんばオリエンタルホテル」内に2026年4月20日にオープン。香住港でのみ水揚げされる希少な香住ガニを、店内のいけすから“活(いけ)” の状態で引き上げて提供するぜいたくな絶品カニ料理。地元の日本酒や地ビールとともに堪能できます。インバウンドの多い大阪で、香住ガニの魅力を世界に発信中!
希少な「香住ガニ」を新鮮な“活”で提供!しかもリーズナブル
産地直送の新鮮な香住ガニを、ご当地の日本酒「香住鶴」や「城崎ビール」と堪能できる

「香住蟹一番」は、1957年創業の水産物製造加工・卸売販売を手がける株式会社丸近が展開する飲食店の3店舗目。兵庫県外では初となる香住ガニの専門店として、注目を集めています。
「カニ」と言えば冬の王者「松葉ガニ」(ズワイガニ)を連想する人もいるかもしれませんが、今回の主役「香住ガニ」は、9月〜5月まで、比較的長期で水揚げされるカニ。
関西で唯一、香住漁港で水揚げされる紅ズワイガニの中でも、一定の基準を満たしたものだけに与えられるブランドが「香住ガニ」なのです。
店内のいけすでは大きな香住ガニが元気に動いており、見ているだけでテンションが高まる
オープン前に開催されたプレス発表会では、食ジャーナリストたちから「香住に行かずして、香住ガニが食べられるなんて!なんとぜいたく。すごい!」と感嘆の声が多く上がっていました。
香住ガニは関西で唯一の存在であり、その貴重なおいしさから多くの料理人や食通に支持されています。
プレス発表会にて
右から順に香住水産加工業協同組合 組合長 田中一行氏、丸近 取締役副社長 上垣匡智氏、香住鶴 代表取締役社長 福本和広氏、香美観光大使で元NMB48メンバーの石田優美さん
「香住蟹一番」最大の特徴は、希少な香住ガニが“活”で提供されること。特に11月後半〜5月末までの期間限定で提供される「活け香住蟹コース」25,000円は、この店ならではの絶品コース。
「希少なブランドガニとなると、さぞかしお高いのでは?」と一瞬、不安が胸をよぎりますが、メニュー表を見てみると、単品や定食は880円〜5000円、カニのコースは9,500円〜と手の届く範囲ではありませんか。いろんな意味で本当にすばらしいお店です。
甘み、みずみずしさ‥鮮烈な香住ガニのうまみに酔いしれる
「香住蟹フルコース」20,000円。同社の香住ガニは、通販サイトではふるさと納税「ふるさとチョイス」全国月間ランキング1位を獲得している。

さっそくコースを実食。まずは香住ガニの「湯霜造り」(お造り)を味わってみると、そのみずみずしさに驚きます。何というか、「おそらく他のカニとは水分量が違うのでは?」と感じる舌ざわり。
プレス発表会で上垣副社長が「香住ガニは鮮度の低下が早く、通常は産地以外で本来の味わいを楽しむことが難しい」と話されていたことを思い出しました。水分が多いこともあり、鮮度が落ちやすいのかな‥。
みずみずしくて上質な甘みが広がる香住ガニ。兵庫・香住以外で“活”を味わえるのは大阪の「香住蟹一番」だけ

同社は香住港の買参権を持つ強みを生かし、漁港から店まで香住ガニを直送しているので鮮度が抜群。さらに中間業者を介さない流通により、高品質でありながらリーズナブルな価格を実現しているのだそう。
素材の“目利き”にこだわり、納得できるものだけを提供する姿勢が、同店の大きな強みとなっているようです。
香住港での競りの様子。上垣氏(右)によると、社内でカニの選別技術などを体系化した「カニマイスター制度」も検討中とのこと。

さらに食べ進めるうちに感動するのは、カニの甘み。この上なく上品なのです。松葉ガニが“重厚なうまみ”だとすると、香住ガニは“清らかなうまみ”という感じ。
口に入れた瞬間に思わず“フルーティー”と表現してしまいそうになるくらい爽やかな甘さ。この繊細なおいしさは一度知ってしまうと他のカニでは物足りなくなってしまうほど。カニを持つ手が止まらない!
「これまで香住ガニを知らなかった自分は、いかに人生を損していたのか」を悟った瞬間でした。
「香住ガニのお重」5,000円。ランチでもディナーでも、予約なしで注文可能。

日常使いしやすいメニューも充実しています。二段仕立てで見た目にも華やかな「香住ガニのお重」や、自家製の「香住ガニクリームコロッケ定食」などは、気軽に本格的な味わいを楽しめる定食。
単品料理やアラカルトもそろっており、シーンに合わせて週に何度でも利用できそう。


