若き淳を突き動かした2人のメッセージ
今回の著書は、世の中の20代の若者たちへのメッセージでもあります。淳は、自身が若いころに受け取った人生の先輩からの大切なメッセージを明かしました。
「20代のときに影響を受けたのは、これ記事になるかわからないですけど……(笑)、極楽とんぼの山本(圭壱)さん。山本さんに『なるようになる』っていう言葉をもらったときに、すごくラクになったんですよ。『なるようになるんだから、おまえがやりたいことをやればいいじゃないか』という言葉が、20代の僕を突き動かしてくれました。多少無理なことでも、落ち着くところに落ち着くから、とりあえずやってみろと」

この言葉に背中を押され、起業をしたり、現在も活動を続けるビジュアル系バンドを組んだりと、さまざまなことに挑戦を始めた淳。この自由な活動に対して「お前は何がしたいんだよ」と批判を受けることもあったそうですが、そこで、二つ目の大切なメッセージを受け取ったといいます。
「そのころに出会ったのが、(小説『下町ロケット』のモデルとなった)植松電機の植松努社長。民間で初めてロケットを作って飛ばした人で、テレビ番組でお会いしたときに言ってくれた、『淳くん、両手に抱えきれないくらいの夢を持って、それをたくさんの人に言いなさい。笑う人も、咎める人もいるけど、協力してくれる人が絶対に現れるから』という言葉に救われました。植松さんに出会っていなかったら、いろいろなことに手を出していなかったと思うんですよね。すごく感謝しています」
最後に、この春、社会人になった人々へ向けて、淳がメッセージを贈りました。
「これまではずっと、誰かが教えてくれて、そこに答えがあってと、“答えがある生活”だったと思うんです。でも、これから答えがない“社会”という大海原に出ると、そこには迷いが生じると思います。(本に書かれているのは)娘に綴ったメッセージではありますけど、『淳パパならこういうのか』と、この本によって社会に出る人たちの不安要素を一つでも取り除けたらと思っています」
