なんとなくの不調、見過ごしていませんか?
月経のリズム、気持ちの波、ちょっとした体のサイン。
女性の毎日には、理由のわからない「ゆらぎ」がつきものです。
企業で働く女性たちの健康を長年支えてきた産業看護師が、女性ホルモンと心と体のつながりについて、やさしく、ていねいにひも解いていきます。
「自分をもっといたわる」きっかけに、今日のお話を読んでみませんか?
静かに忍び寄る「心の縛り」
前回のコラムでは、私たちの心をひそかに縛ってしまう「べきの呪い」についてお話ししました 。「こうあるべき」「こうしなきゃいけない」と、いつの間にか自分に厳しくなりすぎてしまうあの感覚です。
実は、この「べきの呪い」にとらわれていると、デートDVやモラルハラスメントといった、心をじわじわと傷つける関係性に巻き込まれやすくなるという、大きな危険があります。今回は、なぜそんな関係に陥ってしまうのか、そして苦しさから抜け出すための「魔法の言葉」をお伝えします。
「べきの呪い」が、危険な人を引き寄せてしまう理由
「べきの呪い」にとらわれている人の多くは、自分より相手を優先しすぎてしまう傾向があります。たとえば、パートナーから「○○しなきゃダメだよ」「○○できないあなたがおかしい」と強く言われたとき、以下のように考えてしまいませんか?
「私が至らないのかな」
「もっと合わせなきゃいけないのかもしれない」
このように自分の気持ちより相手の希望を優先してしまうと、モラハラ気質の人は「この人はコントロールできる」と感じ、要求がどんどんエスカレートしていきます 。

