一番変えるのが難しかった習慣とは
――色々なことに取り組んで生活を改善されていますが、一番変えるのが難しかった習慣は何でしたか?
整理収納ですね。お金は最初に仕組みを作れば回ったのですが、収納は今まで見切り発車でやっていたところを整えて、きちんと測って計画的に収納する仕組みを作るのが大変でした。また、夫や子どもにも協力してもらわないといけないので、「ここはこうだよ」と覚えてもらうのにも時間がかかりました。
また、クローゼットの下に引き出し式の収納を置いたら、夫が引き出しっぱなしにして服をその上に置いてしまうようになって……。なんでだよ!と思いましたが(笑)、「この人引き出し嫌いなんだ」と気づき、人によってやりやすい方法や性格が違うことを前提にして、収納自体を改善したりもしました。
――いったん作ったシステムも常にバージョンアップしていくことが大切なのですね。お金の仕組みの運用は大変そうですが、夫婦間で大丈夫だったのですか。
何にお金を遣うかは夫婦で絶対に違います。私が無駄な買い物だと思っても夫には一番大事なものだったりするので、そこにメスを入れると険悪になりがちですよね。 だから、ドラスティックに第三者(FPさん)に入ってもらい、「この支出は減らしましょう」とか「このように将来に備えましょう」とかフラットに話を進めてもらったのは大正解でした。
家計管理はまだよちよち歩きのバブバブレベルで完璧ではないですが、「1億3000万の負債」はライフプラン表からなくなりました。お互い自由なお金にはあえてメスを入れず、平等な額を出し合って共用口座のお金が順調に増えていれば健全、という基準でやっています。
――最後に、過去の真船さんと同じように今「行き当たりばったり」になってしまっている人に「まずこれを意識すると良い」というアドバイスはありますか。
やはりまずは「スモールステップ」で始める、ということですね。掃除なら、「気合を入れて丸1日大掃除しよう!」とかではなく、毎日使うカトラリー入れが乱れていたら、そこだけ10分整えてみる。それだけでも、だんだん物事が好転しやすくなります。
私みたいに、料理が苦手なのになんかスパイスをたくさん買って何時間もかけてカレーを作るようなことはやめて(笑)、まずは1品だけなんとか作ってみる。本当にちっちゃい一歩を踏み出してみてください。「服を3着捨てる」「FPさんを予約する」でも何でもいいです。とっつきやすいところから、まずやってみるのがいいのかなと思います。
取材・文/集英社オンライン編集部

