困難な作業を経て、「後世に残す活動」進む
しかし『まんが日本昔ばなし』を「後世に残すべき作品」として惜しむ声は多く、再放送やスペシャル枠での放送はたびたび行わわれ、2025年にはYouTubeでの配信も開始されました。
世代を超えて愛された作品で、復活を望む声も多かった作品ですが、全1474本に及ぶフィルムを現代のデジタルデータに変換するのは困難です。それでも著作権を管理する株式会社愛企画センターは令和の時代に「まんが日本昔ばなし」を送り届けるため、倉庫の中に眠っていたフォルムを探し、アナログデータをデジタルへと変換する地道な作業を開始したのです。
愛と執念、そして『まんが日本昔ばなし』は現代に必要な作品であるという確信こそが、この偉業を成し遂げる原動力となったのでしょう。
2026年8月には、『日本昔ばなし』の物語群を舞台化し、藤原紀香さんと気鋭の子役たちが演じる『「まんが日本昔ばなし」劇場』も予定されています。いまの日本から失われつつある道徳や畏敬、他人を思いやる心など、大切なものを教えてくれる作品群が令和の世に蘇ったことは、大きな意味があるのではないでしょうか。
