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「円が大暴落」日経平均6万円でも“1ドル360円時代”まで後退していた…不倫大臣が教育行政のトップに立つ日本を世界が見放す

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日本は何に対して、挙国一致で戦うのか

問題は、その瞬間に気づくのか。それとも、すでに始まっている逆回転に気づけるのか。いまはまだ、多くの人がそれを見ていない。だからこそ、最も危ういのである。

ここまで見てきたのは、通貨の力の劣化であり、信頼の劣化である。だが本当の問題は、ここから先にある。通貨も金融も国家も、すべては「信用」という見えない前提の上に成り立っている。

そしていま、その前提そのものを揺るがしかねない存在が現れている。人工知能(AI)––––とりわけ、クロード・ミソスに象徴されるような高度生成AIである。

決済は止まらない。データは改ざんされない。システムは守られている。これまで当然とされてきた前提が、もはや絶対ではなくなりつつある。

円の価値が揺らぎ、国家の信認が問われる中で、その基盤である金融とセキュリティが同時に脅かされるとすれば、それはもはや次の局面ではない。別のゲームの始まりである。

だからこそ問われる。日本は何に対して、挙国一致で戦うのか。株価か。支持率か。目先の景気か。それとも、国家の信用そのものか。次に来る脅威は、すでに見えている。クロード・ミソスのような、“信用を壊し得るAI”である。

この領域においてこそ、日本は本来持っているはずの精密さと信頼性、すなわちセキュリティの国としての力を、挙国一致で発揮すべきではないのか。熱狂に乗るのではなく、基盤を守る。それができるかどうかで、この国の次の10年は決まる。

文/木戸次郎

 

 

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