
2026年2月にコーエーテクモから発売された、「仁王」シリーズ最新作の『仁王3』。オープンフィールドによる自由度の高さと、2つのスタイルを切り替えるバトルで好評を博した (C)コーエーテクモゲームス
【画像】「えっ、美しい」「広告で見た」 これがコーエーテクモが送り出した美少女たちです(5枚)
「売上」ではなく「純利益」が145億円アップ
コーエーテクモホールディングスは、2026年4月20日に業績予想の修正を発表しました。決算の時期に業績予想を修正する動きは珍しくありませんが、修正額の「大きさ」から注目を集めています。
まず売上高は、920億円から875億円へと下方修正されました。しかし、このほかの項目は力強い内容になっており、営業利益は50億円、そして経常利益は185億円もの上方修正となりました。
加えて、当期純利益も従来の270億円から415億円へ大きく引き上げられており、その差は「145億円」。この数字だけ見ても、インパクトの大きい発表だったことがわかります。
上方修正の大きな理由は「営業外収支」
上方修正の理由について同社は、新作ゲームの好調を挙げるとともに、「金融市場を注視しながら運用を行い、営業外収支が計画を大幅に上回って推移した」と説明しています。
この「大幅に上回って」という表現からも分かる通り、今回の業績修正においてとりわけ大きな要因となったのは、営業外収支の好調ぶりだと見られます。つまり、資産運用などの「本業以外の収益」による成果が、会社全体の利益を大きく押し上げた形です。
コーエーテクモホールディングスは、複数のグループ会社を抱える企業グループです。コンピューターゲームの開発・販売を中心に、スロット・パチンコ事業、アミューズメント施設運営など、多角的な事業を展開しています。
そのなかでも、資産運用は以前から同社を支える重要な柱のひとつとして知られてきました。今回の修正内容を見る限り、今期もその強さは健在と言えるでしょう。その安定した運用ぶりから、投資にも強い企業として一目置く声もあります。

2025年11月に発売されたNintendo Switch 2用ソフト『ゼルダ無双 封印戦記』 (C)Nintendo (C)コーエーテクモゲームス
