日本人への感染リスクは? 専門家・厚労省の見解
ちなみに、国立健康危機管理研究機構(JIHS)と厚労省は「国内での感染拡大の可能性は低い」と公式見解を示している。
アンデス型ウイルスの自然宿主である齧歯類は日本国内には生息しておらず、仮にウイルスが持ち込まれても感染サイクルが成立しないためだ。
また、ヒトからヒトへの感染は「濃厚な飛沫・直接接触」が前提であり、適切な隔離措置が取られれば封じ込めは可能とされる。
米研究機関に勤める疫病の専門家がハンタウイルスの弱点を指摘する。
「パンデミックの可能性を左右するのは致死率ではなく、感染の仕組みです。逆説的だが、ハンタウイルスは致死率が高すぎるがゆえに宿主を素早く倒し、感染を広げる時間的余裕を自ら失ってしまう側面がある。専門家らが『次のパンデミックにはなりにくい』と判断する理由はここにあると言えます」
とはいえ、乗船中の日本人1名の安否については2026年5月7日時点で外務省から確定情報は出ていない。引き続き続報に注目が必要だ。
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