4月スタートの春ドラマの中で、早くも「エモい」「キャスティングが最高」と話題を呼んでいるドラマ『スモークブルーの雨のち晴れ』(読売テレビ)。波真田かもめの同名漫画を原作にした本作は、無職でゲイの38歳の吾妻朔太郎(武田航平)が、過去に1度だけ関係を持ったことがある元同僚の久慈静(渋谷謙人)と再会するところから始まる、大人ビターなラブストーリーです。
今回annaでは、そんな大注目の2人にインタビューを敢行! 「奇跡のキャスティングだった」とお2人が共に絶賛する今作の役どころをはじめ、互いに感じている魅力、関西での思い出、そして大笑いで終わった「あんなぁ」トークなど、盛りだくさんでお届けします。
( Index )
- 武田航平が思わず心の中でガッツポーズをした渋谷謙人との共演
- 渋谷「僕自身が航平くんのおかげで心を開いていけた」
- 感動しながら見ていた SNS の動物動画が……
武田航平が思わず心の中でガッツポーズをした渋谷謙人との共演
まずは、本作のオファーを受けた際の率直な感想から教えてください。
武田航平(以下、武田):
僕は以前にもBL作品に出演させていただいていて、その縁もあっていろいろな作品を見たり読んだりするようになっていたんです。その時に出会った一つがこの『スモークブルーの雨のち晴れ』で、もし実写化する機会があったら自分が吾妻朔太郎を演じたいなと思っていたんですよ。お声掛けいただいた時はもう「ぜひやらせていただきたいです!」って気持ちになりました。
武田航平
渋谷謙人(以下、渋谷):
それくらい素敵な作品ですよね。僕はお話をいただくまでは知らない作品だったんですけど、共感する部分も多い素敵な物語に感動しました。あと監督の高橋(名月)さんとは別の作品でもご一緒させていただいていて、その打ち上げか何かの時に「次、BL作品のドラマ化をやるんですよ」「えー、俺もやりたいっス」っていうお話を軽くさせていただいていたんです。
武田:
そうなんだ!
渋谷:
その時にお話しされていた作品が今回と同じものかは分からないですけど、まさかこんなにすぐに監督と今回の作品でご一緒できるなんて。しかも相手役が航平くん。演じる久慈静がすごく魅力的な男だからプレッシャーがありましたけど、航平くんに支えられながら向き合えたことで、よりこの作品が好きになっていきました。
もともと原作ファンでいらした武田さんは、久慈役を渋谷さんが演じると知った際、どのように感じられましたか?
武田:
いい! と思いました。
渋谷:
ホントに!?
武田:
うん、めっちゃカッコいい! と思いましたね。謙ちゃんは芝居一本で勝負してきた本物の俳優さんで、そんな渋谷謙人が久慈を演じてくれるなんて。しかも色気があってクールな久慈を演じる。これはもうちょっと、かなりおもしろくなるぞ、とワクワクしましたね。
渋谷:
お~、おいしい酒が飲めそうですよ(笑)。今度、航平くんに何かいいものを届けるわ。
武田:
あはははっ!(笑)。でも本当に僕の人生にとってこんなにうれしいことはないんじゃないかと思うくらいに、心の中でガッツポーズをしましたね。
渋谷:
泣いちゃうよ……。ありがとうございます。さっきも言ったように僕は撮影に入る前から航平くんに、おんぶに抱っこ状態だったんです。僕が知らないことも多かったんですけど、不安なところを全部カバーしてくださって。オープンマインドな航平くんにずっと頼ってばかりでしたね。あとこうしてガッツリ共演させていただいたことで、本当にお芝居が大好きな役者さんなんだなと実感しましたし、最初から最後までずっと心強かったです。
渋谷謙人
渋谷さんからご覧になって、武田さん演じる朔太郎はいかがでしたか?
渋谷:
航平くんのことを知っていくのと同じタイミングで朔太郎の芝居が始まっていったこともあって、僕の中では「今は朔ちゃんなのか、航平くんなのか、どっちだろう?」となるくらいに、自然にお芝居をされていたんです。しかも朔太郎のセリフって、心を動かすものが多いんですよ。それに毎回真摯に取り組んでいる姿を僕はカメラの裏側で見ているので、そういう意味でも本当に航平くんも朔太郎も、いい男だなってずっと思っています。
武田:
ありがとうございます……(照)。

