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笑い飯・哲夫の著書10作目『頭を木魚に』は“集大成”の傑作小説! 文字の並びも「諸行無常」!?

約6万8000字の原稿データを消去も「諸行無常だな」

作品についてたっぷり語ったあとは、集まったファンからの質問にも答えました。

「本作の執筆で、漫才をつくる感覚と共通した部分はありましたか?」という質問に哲夫は、「創作活動という部分では一緒。いつも、ピンネタをつくる感覚で本を書いています」と回答。そのうえで、こんな意図を語ります。

「だから、どこでクスっとさせようかなというのは思いながら……。電車で本を読んでいるときに、ついニヤッとしてしまうのってイヤじゃないですか。まわりの乗客に『あいつ、笑ろとるで』って思われたくない。でも、それさせたいんですよ」

実は、今回の執筆中に、誤って約6万8000字に及ぶ原稿データを消去してしまったことが明かされ、哲夫は「諸行無常だなと思いました」と語ります。

「文字の並びも諸行無常なんだな、自分の眠気一つで消えてしまうんだなって。芸能人の(スキャンダル報道で見る)LINEのやりとりは、どうやって戻したんや……」

出典: FANY マガジン
出典: 主婦の友社

また、「合わない人とのコミュニケーション」についての質問に哲夫は、「無駄なことなど一つもないという空海さんの言葉があるくらいですから、そういう人との出会いも、あとに自分の役に立つんやろうなと思っています」と答えました。

「読みごたえのあるものに仕上がった」

約1時間にわたって行われたトークショーは、哲夫からファンに向けたこんなで締めくくられました。

「今回、10冊目ということで、自分的にもメモリアルだなと思っています。描いている最中もそうでしたけど、最後の1文を書いたときに『結構ええのが書けたな』と思えたんです。主婦の友社さんからいただいた大きなテーマは、自分的に挑戦でもありました。

いままで書いてきたものや、つくってきたネタの集大成というか、いいところを抜粋し、悪いところを反省しながら書けたんじゃないかなと思っています。多くの方に読んでいただき、家族やお友だちに広めていただけたら」

イベント終了後の囲み取材では、過去2作の小説との違いについてこう語りました。

「前の2作品は、風景描写、内面描写など、純文学のテイストをひけらかそうとして入れたのですが、今回は『ひけらかしはイヤや』とストップしました。また、自分が好きなことを詰め込んだところもあり、仏教だけでなく、歴史やグルメ、農業、自然、市役所も入れたので、自分で読み返したときに、読みごたえのあるものに仕上がったと思いました」

出典: FANY マガジン
出典:主婦の友社

サイン本のお渡し会では、僧侶のように合掌をして、ファン一人ひとりに感謝を伝えた哲夫。独自の哲学とユーモアを盛り込み、生きづらさを感じる現代人たちの共感を呼ぶ渾身の長編小説です。

配信元: FANY Magazine

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