・作業員「前に火ぃ吹いた」
さて……帰るか。自転車を押そうとすると、バッテリーを片付けるおじさんたちの会話が聞こえてきた。前後のやり取りは不明だが、ハッキリ聞き取れたのが以下のフレーズだ。
「前に一回、火ぃ吹いだんだよ。シューって。バケツに入れてもまだ火が出てた」
……え?
知識としては知っていたが、やはり実際に発火することがあるのか……!
私はつい先ほど、そんな危険な代物をリュックに入れ、自転車でガタガタと揺らしながら運んできたのである。もし背中で火を噴き出していたらと思うとぞっとする。道中で燃えなくて本当によかった。
この体験を通して、膨張したモバイルバッテリーの危険性を改めて実感。皆さんも見つけたら、なるべく早く自治体のルールに従って処分した方がいい。
・自治体によって全然違う
こうして無事に大仕事を終え、安心しきっていた私。ところが後日、衝撃的な事実を知ることになる。
なんと隣の八王子市では、小型充電式電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリーなど)は、膨張していても通常の「有害ごみ」の収集日に回収してくれるというのだ。
そう、わざわざ自転車をこいで遠くのクリーンセンターまで持ち込む必要がないのである。隣り合っているのに、自治体によってここまでルールが違うとは……!
日野市に引っ越してきて3年になるが、この時ばかりは、かつてないほど八王子が魅力的に輝いて見えたのだった。
参考リンク:日野市「ごみ出しルール・指定収集袋等について」(PDF)、「クリーンセンター」、八王子市
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
