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【総集決定版】香港旅行に行くならば「自己責任で行ってほしい香港スポット5選」

【総集決定版】香港旅行に行くならば「自己責任で行ってほしい香港スポット5選」

4. 馬灣大街旧村 / 自己責任レベル★★★★

上記で紹介した重慶大厦に「香港のカオス」を求めて訪れる人は多い。だがしかし、これからご紹介する「馬灣大街旧村」を知っている者は少ないし、訪れる人も観光客もほとんどいない。この村はすでに廃村となっており、大都市香港の中心部に近いにもかかわらず、時とともに朽ちるのを待っているのだ。しかも香港の中心部からかなり近い場所にある。

香港空港があるランタオ島から香港中心部に向かう途中、ふたつの島を通過して本土へと渡る。そのふたつのうちひとつが馬灣島で、かつてそこに栄えた漁村が、馬灣大街旧村だ。現在は島の北側に高級リゾートマンションが建っており、馬灣大街旧村は島の南側に位置する。まさに 大都市の陰と陽である。

馬灣大街旧村の建物は当時のまま残されており、金網によって建物に入れないようになっているものの、人々で栄えていた時代の姿をそのまま残している。誰もいない廃墟でありながら、当時の思いを胸に訪れる人がいるようで、寺院や地蔵だけ、なぜか蝋燭や線香が灯されていることもある。

かつて食堂だった建物、マンションだった建物、民家だった家、そして学校だった建物。いまにも廃墟から人が出てきてもおかしくないくらい現存されている。立ち入り禁止区域ではないため、釣り人やディープな廃墟マニアがいることもあるが、行くときはここが廃村であり、それなりのリスクがあることは忘れてはならない。

馬灣大街旧村への行き方は簡単だ。香港本土から鉄道で青衣駅まで行き、馬灣行き(リゾートマンション行き)のバスに乗り、到着したら徒歩で馬灣大街旧村に行くことができる。そもそも人がいないので、治安的に悪くはないが、女性一人や夜に出向くのは推奨できないし、何かあっても助けてくれる人はいないので、自己責任レベルは高い。

馬灣大街旧村は、いつもは目にすることができない、香港の別の顔を垣間見ることができる貴重な廃村だ。馬灣大街旧村から、同じ島にある高層リゾートマンションが建っているのが見える。そこであなたは、何を思うだろうか。廃村は、沈黙したまま朽ちるのを待っている。

5. 沙頭角(サトウカク) / 自己責任レベル★★★★★

香港の沙頭角(サトウカク / Sha Tau Kok)は特別な地域だ。香港と中国シンセン市の境界がある地域で、日本人は香港警察の許可なく入ることが許されていない。もっと厳密にいえば、外国人は許可なく入れない。香港側とシンセン側を行き来している地域住民もいるが、外国人は行き来できない。また、沙頭角に入ることを許可された外国人でも、中英街と呼ばれているストリートに立ち入ることは許されない。もし入ってしまうと捕まる。

何から何まで、ルールと自己責任が多すぎる地域、それが沙頭角。行きたいと思っても、すぐには行けない。香港警察にインターネット上から申請し、入ることを許可してもらうことが必要なのである。少なくとも平日2日前には申請して許可を得ておきたいところだ。許可が出たら、メールでPDFファイルの許可証が届くので、スマホやタブレット等に保存して向かう。この許可証、とても重要なので、必ず持参しなくてはならない。クラウド上に保存せず、必ず実データをスマホに保存しておこう。スマホの電波が弱い地域があり、iCloudなどのクラウドに許可証があるとダウンロードできずに困ることがあるからだ。筆者は困った。

香港の中心部からは、電車とバスを乗り継いで向かう。沙頭角の入口で、いったんバスが停車。街の入口は検問になっており、バスに警察官が乗り込み、乗客全員のIDをチェックするのである。外国人は、香港警察から得た許可証をスマホで見せる必要がある。そして、その場で「中英街に入ってはならない」と念を押すように言われる。

ちなみに筆者、検問でトラブった。このとき、iPhoneに保存していた許可証が勝手に(?)クラウド上に移動されており、スマホ電波も激弱だったことから、許可証を見せることができず。なんとバスから降ろされてしまったのである……。警察官の詰所でiPhoneの許可証のアイコンをタップするが、なかなかダウンロードできず。警察官と私で、必死になってiPhoneをタップ連打するという状況に。

「この日本人怪しい! 連行するか!?」とは思われていないようだが、かなり焦った。警察官たちはとても親切で、ようやく許可証を見せることができ、沙頭角の中心部に向かうことができた。

沙頭角の街には市場や食堂があり、そこで名物料理の鶏肉・鴨肉を食べることができ、さらに名物ミルクティーも飲むことができる。だがしかし、和やかな雰囲気の街ではあるものの、外国人が絶対に立ち入ってはいけない場所が「柵なし」で存在し、事前にダメなゾーンを知らないと警察に捕まる。かなり自己責任度が高い地域ではあるが、その緊張感のなか観光することができる希少な地域でもあるのだった。

配信元: ガジェット通信

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