2日かけて打ち込んだ、長いメッセージ
家に帰ってからの2日間、ずっと考えていました。100%と嘘をついて返信すればよかったのか。それとも数字で答えた自分が一番悪かったのか。
日曜の夜、ようやく彼女に長いメッセージを打ちました。
「あの『73.4%』は、365日のうち君と過ごしたい時間の割合を真剣に計算した数字でした。残りの26.6%は、仕事と、自分自身を保つための時間。君と長く健康に付き合うために必要な領域だと思っていました。でも、数字で答えた僕も浅はかでした。傷つけてごめんなさい」
そして、最後の一文を入れるかどうか、何度も書き直しました。「それと、もう一つ正直に言わせてください。数字で愛を測る関係が続けられるか、僕は自信がないです」
そして...
送信ボタンを押すまでに、文面を10回以上打ち直しました。
しばらくして、彼女から返信が届きました。「私もごめん。100%って答えなきゃダメだって、勝手に思わせていたのかもしれない」。素直な言葉でした。僕は「ありがとう。来週、ちゃんと話そう」とだけ返しました。
愛情の量を数字で答えた僕も浅はかだったし、その数字に詰め寄った彼女も、たぶん少しだけ余裕がなかったのだと思います。来週彼女と話すとき、僕は、数字ではない言葉で気持ちを伝えるつもりです。それが正解かはわからないけれど、今度は逃げずに、自分の言葉で話したいと思っています。
(20代男性・IT系営業)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
