デジタルバンク「みんなの銀行」、エンプロイーサクセス部の海津です。新卒採用を担当しています。
「会社の紹介スライドを眺めているより、一行のコードに触れた方が、僕らの“本気”は伝わるはずだ」
これは、私たちのエンジニアの一言です。この想いからデジタルバンクの「開発現場のリアルなコードに触れる」インターンシップが生まれました。当然、実現には「銀行のセキュリティ」という分厚い壁が立ちはだかります。
なぜ私たちは、あえてその困難な挑戦に踏み切ったのか。本記事では、企画者であるエンジニアの川畑との対談を通じ、参加満足度4.9を記録したインターンシップの舞台裏と、私たちのカルチャーをお話しします。
「GitLabで実際のコードを」。デジタルバンクにしかできないインターンを求めて
海津(採用担当):川畑さん、今回の27卒向けエンジニアインターン、本当にお疲れ様でした! 終わってみれば、参加満足度が5点満点中「4.9」という数字で。採用担当としても「やってよかった」と心から思える内容でした。
川畑(エンジニア):数字を聞いた時は、正直驚きましたし、やってよかったと心から思えました。でも企画を始めた当初は「本当にこれ、実現できるのかな?」という不安の方が大きかったですよね。
海津:今回のインターンの目玉はなんといっても「GitLabを使って、実際のコードを触り、課題解決をする」というハンズオン形式でした。これ、さらっと言っていますが、銀行としてはかなり思い切った挑戦だったんですよね。
川畑:そうですね。実は、昨年度までのインターンでは、みんなの銀行の開発や技術について紹介したり、ホワイトボードを使ってワークをするような内容で実施していました。でも、運営側として関わりながら、「もし自分が学生だったら、これでみんなの銀行の面白さが100%伝わるだろうか?」と考えたんです。
海津:企画ミーティングの中でも「みんなの銀行の魅力を最大限伝えながら、技術者として面白いと思えるものにしたい」を強くおっしゃっていましたね。川畑さんの「学生には“技術者”として向き合いたい」というこだわりが、今回の企画の原点でした。
川畑:ええ。学生の皆さんは、一人の「技術者」として就職活動をしています。それなら私たちも彼らを「学生」としてではなく、「一人のエンジニア」として迎え入れるべきだと思ったんです。
会社の紹介スライドを眺めているよりも、実際に私たちが日々向き合っているコードを見て、触って、その複雑さや面白さを肌で感じてもらう。それこそが、何よりの会社紹介になるはずだと考えました。
銀行の「セキュリティ」という壁を、どう越えたのか
海津:とはいえ、私たちはデジタルバンクですが、れっきとした「銀行」です。外部の方に開発環境を触ってもらうには、セキュリティやインフラの調整など、越えなければならないハードルが山積みでした。
川畑:まさにそこが一番の苦労ポイントでした。まずはCIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)の宮本さんへの企画提案から始まり、その後、セキュリティ部門やクラウドチームに相談に行きましたが、当然「どうやって安全性を担保するのか?」という議論になります。
でも、みんなの銀行の素晴らしいところは、頭ごなしに「ダメ」と言われるのではなく、「どうすれば実現できるか」を一緒に考えてくれる組織カルチャーがあることでした。
海津:部署を跨いだ連携、すごかったですよね。各部署の担当者が「学生に良い体験をさせたい、みんなの銀行のファンになってほしい」という想いに共感してくれて。採用担当としても本当に感謝しかありません。
川畑:そうなんです。実はこの「調整」のプロセスこそ、デジタルバンクのエンジニアのリアルなんですよ。
ただコードを書くだけが私たちの仕事ではなくて、セキュリティ部門やビジネス部門とコミュニケーションを取り合いながら、安全で新しい価値を創っていく。今回の企画を進める中で、私自身も改めて「みんなの銀行らしい開発の進め方」を再確認した気がします。
海津:現場に近い環境を再現するために、イシュー(課題)の作り込みにもこだわっていましたよね。
川畑:はい。簡単すぎても面白くないし、難しすぎて手が止まってもいけない。実際の業務で発生しそうな不具合や機能改善をベースに、チームで議論しないと解決できない絶妙なラインを攻めました。「個人のスキル」ではなく「チーム開発の経験」を持ち帰ってほしかったので、そこは妥協したくなかった点です。
